大宮アルディージャは12日、フットボール本部長原博実氏が就任することを発表した。

 現在63歳の原氏は三菱重工サッカー部や日本代表で活躍すると、現役引退後は指導者キャリアをスタート。浦和レッズFC東京で指揮を取った経歴を持っている。その後、日本サッカー協会の理事などを歴任した同氏は2016年にJリーグ副理事長へ就任。2022年3月で任期満了に伴い退任していた。

 原氏はフットボール本部長就任に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「このたび、フットボール本部長に就任しました、原博実です。大宮アルディージャには大きなポテンシャルがあると思っています。しかし、同時に本来持っているものを出し切れていないとも感じています。大宮アルディージャが持つポテンシャルを十分に発揮できるように、自分自身のこれまでの経験をしっかりと生かして、全力で取り組んでいきたいと思っております。私はNACK5スタジアム大宮の雰囲気が大好きですし、あのスタジアムで皆さんと熱く戦えることをとても楽しみにしています。苦しいチーム状況ではありますが、皆さんと一丸となって乗り越えていきたいです」

大宮アルディージャは12日、原博実氏のフットボール本部長就任を発表(写真は2020年) [写真]=Getty Images