R-1王者のお見送り芸人しんいち(36歳)が、4月10日に放送されたバラエティ番組「チャンスの時間」(ABEMA)に出演。“テレビに出始めた後輩”に苦言を呈した。

番組はこの日、それぞれの事務所で規律を正すための“風紀委員”を担っている芸人たちが、昨今の芸能界の風紀事情について語り合う新企画「芸人風紀 定例報告会」を開催。お見送り芸人しんいち(グレープカンパニー)、みなみかわ(松竹芸能)、土佐兄弟の卓也(ワタナベエンターテインメント)、ネルソンズの青山フォール勝ち(吉本興業)ら、各事務所の“風紀委員”を務める芸人が集結し、事務所ごとに抱えている風紀事情や、後輩の挨拶や態度について議論を展開した。

企画冒頭、各事務所の風紀事情について報告する場面では、本番組初登場となったしんいちが、「ちょっと(テレビに)出たような後輩が幅を利かすような感じになっている」と、風紀の乱れを指摘。

さらに、各自が持ち寄った“注意するべきか悩んでいる風紀問題”をテーマに討論するコーナーで、しんいちは“テレビに出始めた後輩の態度問題”という、またもや後輩芸人についての議題を掲げた。これに千鳥は「かっこ悪いな〜」「小っちゃいな、なんか」などとコメントしたが、しんいちは主張を続け、「(後輩芸人が)『この間、誰々さんの番組出てめっちゃ緊張したわ』とか、大きい声で話すんですよ」「『今月給料20万いった!最高記録や』とかっていうのを聞こえるように言って、楽屋の奥の席とかガンガン座るんです!ぶいぶい言わせるんです!」と声を荒げた。

続けて「入りたての後輩とかが、それを見て僕とかに挨拶せんようになってます」と、テレビに出始めた後輩芸人への不満を爆発。そんなしんいちの主張を終始「別にええやんけ」「情けない風紀委員やな」と、いなすように聞いていた千鳥に対し、しびれを切らしたしんいちは「千鳥さんの口から、テレビ出たやつは余計に礼儀正しくしろって言ってほしいです!」と、矛先を千鳥にむけた。

そうした中、風紀の乱れを改善しようとする他のメンバーたちとは違い、“やっかみ”のような主張ばかりのしんいちに、みなみかわが「こいつはホンマただの嫌なやつです」と発言。「違いますって!」と慌てるしんいちに一同爆笑となった。