マンチェスター・シティの元ブラジル代表MFフェルナンジーニョ(36)が、今シーズン限りでのクラブ退団を明言した。イギリススカイ・スポーツ』が伝えている。

今シーズン限りでシティとの契約が終了となるフェルナンジーニョ。今季ここまでは公式戦23試合に出場し、1ゴール2アシストの数字を残しているが、そのほとんどが途中出場と徐々に出場時間を減らしている。

そういった中、シチズンズのスキッパーは、12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、アトレティコ・マドリー戦の前日会見にジョゼップ・グアルディオラ監督と共に出席。クラブともう1年契約を延長したいかとの質問を受けると、「そうは思わない」と今季限りでの退団の意向を明かした。

「僕は家族と一緒にここを離れることを決めた。それが最も重要なことだった」

「僕はまだトップチームでプレーし続けたいんだ。そして、間違いなくブラジルに戻るよ」

なお、母国帰還を明言したフェルナンジーニョに関しては、以前から古巣アトレチコ・パラナエンセへの復帰の可能性が報じられている。
フェルナンジーニョは2013年夏にシャフタール・ドネツクからシティ入り。以降、公式戦通算373試合に出場し25ゴール32アシストをマーク。

本職のセントラルMFに加え、チーム事情でセンターバックでもプレーし、近年はチームキャプテンとして精神的な支柱としても存在感を示し、4度のプレミアリーグ制覇、11個の主要トロフィー獲得に貢献してきた。

シティでのラストシーズンでは5度目のリーグ制覇、自身初のCL制覇が懸かるが、シチズンズで過ごした9年を最高の形で終えることはできるのか…。

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