食べ終わったお菓子の箱を活かした小物入れや、トイレットペーパーの芯でコードを整理する方法など、不要なものを活かしたライフハックは便利ですよね。
しかし、中にはやらないほうがいいライフハックもあるようです。
牛乳パックは焼かないで!
注意喚起をしているのは、一般社団法人日本乳業協会(以下、日本乳業協会)。
ウェブサイト上に掲載している『乳と乳製品のQ&A』で、牛乳パックをケーキ型の代わりにする危険について触れています。
直方体の牛乳パックは、少し形を整えれば、パウンドケーキなどを焼く型の代わりになりそうですが…。
※写真はイメージ
一般社団法人日本乳業協会 ーより引用牛乳パックは耐水性、保形性を保つために紙にポリエチレンをラミネートしています。ポリエチレンは、85~95℃でやわらかくなり、100℃を超えると溶け始めます。
そもそも牛乳は10℃以下で冷蔵保存、LL牛乳であれば常温保存が原則ですので、牛乳パックが加熱されることは想定されておりません。
オーブンで焼いた場合、ラミネートが溶ける危険があることから、日本乳業協会は「ケーキ型の代わりに牛乳パックを使用することは避けてください」と注意喚起しています。
牛乳パックを『ただの丈夫な紙製の容器』だと思っていた人は多い様子。初めて知った人々は、ネット上で驚く声を上げています。
・そんな危険があるなんて、知らなかった…。
・便利だと思ってケーキ型の代わりにしていたからショック。
・安全のため、100円ショップのケーキ型をケチらずに買おうと思う。
・知識不足って怖いな。注意喚起、ありがとうございます!
本来の用途以外の使い方をする時は、「自分の知らない危険がないか」と注意したほうがよさそうですね。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- 一般社団法人日本乳業協会
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