現地時間2022年4月12日カミラ・カベロが米TV番組『トゥデイ』に出演し、最新アルバム『ファミリア』のインスピレーションについて語った。

 司会のカーソン・デイリーから、アルバム制作に取り組む上で望んでいたことを問われたカミラは、笑いながら「より良いメンタル・ヘルスです。私は本当に自由になりたかった。スタジオで喜びを感じ、できるだけ率直でいたかったし、これらの曲の多くではそう感じています……それこそが、私が音楽が大好きなところです。自分がどう感じているか一日中話すこともできますが、これらの曲は書いた日に感じたことをそのまま表現しているような気がします」と説明した。

 また、彼女は最新アルバムの制作に、よりしっかりとした、自己を認識した状態からアプローチしたと述べ、同番組司会者のホーダ・コットビーに「25歳になって、私が思うのは……自分が人として誰であるかを見つけるのはとても大変な旅だということです……ですから、セラピーであれ、オーセンティックであることやもろさ、正直でいることを訓練する内面的な取り組みを通して、自分が誰であるかを見つけることができるのだと思います。そして、私は“ああ、自分が誰であるかわかっていて、自分が好きだ”という境地に達しました。そして、ありのままの自分でいることを実践しています」と続けた。

 12曲収録されたアルバムのサウンドは、キューバ系アメリカ人の伝統と故郷である米マイアミとの繋がりに影響を受けており、傷つきやすく個人的なトピックに数多く取り組んでいる。「私は成長する過程で、“ラテン文化が大好きで、ラテン音楽が大好き、家族が聞く音楽が大好き”と思うようになりました」とカミラは語った。「ですから、そこに繋がるという側面もあります。なぜなら、LAにいてマイアミが恋しくなる時は、マイアミのために書きたいし、それは若い時の自分のためでもあるんです」と説明した。

 先週土曜日、彼女は米国民的番組『サタデー・ナイト・ライブ』に音楽ゲストとして2度目の出演を果たし、アルバムから「バン・バン」とライブ初披露となった「サイコフリーク」ではウィローとコラボレーションした。

カミラ・カベロ、最新AL『ファミリア』で“より良いメンタル・ヘルス”を得たかったと語る