リバプールのブラジル代表GKアリソン・ベッカーが、トロフィー獲得に向けて気合いを示した。クラブ公式サイトが伝えている。

13日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ベンフィカと戦2ndレグに臨むリバプール。敵地で行われた1stレグは1-3で勝利しており、大きなアドバンテージを持ってアンフィールドに迎え撃つことになる。

今季も公式戦41試合でゴールを守り、絶対的な守護神として君臨するアリソンは、前日の記者会見に出席した際、チームはトロフィー獲得のため高いモチベーションを持っていると強調。すでにEFLカップを制覇し、4冠の可能性もあるなかで、まずはベンフィカ戦に集中して勝利をつかみたいと意気込んだ。

「ここ数シーズンは多くのものを獲得してきたと思う。昨季は違ったけど、チームはCL、プレミアリーグ、EFLカップ、クラブワールドカップ(CWC)など、多くを勝ち取った。僕たちはサッカーをしている限り、タイトルのためプレーするつもりだよ」

ベンフィカ戦は最大のチャレンジになる。彼らは本当に良いチームであり、初戦でそれを見せてくれた。僕たちが3点目を取れたことは、次の試合に向け良いアドバンテージになったね。とはいえ、僕らは地に足をつけて、明日結果を出すことに集中している」

「タイトル獲得は、シーズン始めから夢見ているものだよ。目標を設定して、シーズンを通しての準備を始め、そこからが本番だ。そして実際にプレーすれば、チームがどこに向かっていけるかがわかる」

サッカーはただ目標を設定すればそれでOK、勝てば良いというような簡単なものではない。ここイングランドではプレミアリーグ、EFLカップ、FAカップがあり、欧州では世界のトップチームと対戦するのだから本当に大変だ」

「もちろん、決勝戦に進出すればトロフィー獲得まであと一歩のところに迫れるわけだから、重要な瞬間だね。でも、まずは目の前のすべての試合に勝ちたいという気持ちと、目標を達成したいという気持ちで臨んでいる」

また、アリソンは必要に迫られればセットプレーで攻撃に参加して、ゴールを狙うことも躊躇しないとコメント。昨シーズンはプレミアリーグ終盤にCKからゴールを決めたことに触れ、チームを助けるためなら何でもしたいと語った。

「必要とされれば、僕が(CKでボックス内に)行くことは明らかだ。普段、行くか行かないかを決めるのは監督だけどね。ゴールを決めたWBA戦では、(GKコーチの)ジョン(・アフテルベルク)が僕に『ボックスへ行け』と言ったんだ。呼ばれれば行く、呼ばれなかったら問題ない。得点できる選手は十分にいるからね」

「その必要がないことを望むけど、もし必要ならば、それが最後の場面ならば、試合に勝つためすべてを試してみるよ」


ペレ、ロナウジーニョらブラジルのLEGENDや、
現役のスーパースターがサカつくRTWに登場!
>詳しくはこちら

サムネイル画像