チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、リバプールvsベンフィカが13日に行われ、3-3で引き分けた。この結果、2戦合計スコアを6-4としたリバプールが準決勝に進出した。

リバプールのMF南野拓実はベンチ入りしなかった。

1週間前に行われた1stレグではルイス・ディアスの活躍でリバプールが敵地で3-1と快勝していた一戦。

2点のリードがあるリバプールは3日前のプレミア天王山マンチェスター・シティ戦のスタメンから大幅に変更。GKアリソン、ヘンダーソン、マティプ以外の8選手を入れ替え、主力をベンチスタートとした。

一方、2点差以上での勝利が必要なベンフィカは1stレグのスタメンからコンディション不良のラファシウバに代えてゴンサウヴェスのみを変更した。

徐々にリバプールが押し込む流れを作っていった中、13分にベンフィカはエヴェルトンのコントロールシュートで牽制。

しかし、リバプールの攻勢が続くと、21分に先制した。決めたのは1stレグに続きコナテ。ツィミカスの左CKからコナテがヘディングで押し込んだ。

さらに26分、ルイス・ディアスがGK強襲のシュートを浴びせると、30分にはCKからフィルミノのヘディングシュートが枠を捉えていたが、ここはヴェルトゲンの好守に阻まれた。

苦しいベンフィカだったが、32分に1点を返す。ルーズボールを拾ったボックス内のゴンサロ・ラモスが冷静にGKとの一対一を制した。

38分にはリバプールに勝ち越しのチャンスが訪れるも、フィルミノのラストパスからシュートに持ち込もうとしたルイス・ディアスの前でグリマルドに好カットで阻まれた。そして45分のナビ・ケイタのミドルシュートはわずかに外れ、1-1で前半を終えた。

後半からゴンサウヴェスに代えてヤレムチェクを最前線に投入したベンフィカは、ヌニェスが左サイドに回った。

それでもリバプールのペースで立ち上がると、55分に追加点。ジョタのシュートのルーズボールをゴール前に詰めたフィルミノが押し込んだ。

そしてジョタやヘンダーソンをお役御免とした中、65分にツィミカスのFKから再びフィルミノがボレーで決めて決定的な3点目とした。

流し気味のリバプールは73分にヤレムチェク、82分にヌニェスにゴールを許すと、83分にはヌニェスのボレーシュートが枠を捉えてひやりとしたが、GKアリソンが好守で防ぎ、2戦合計スコア6-4で勝ち上がり。

優勝した2018-19シーズン以来3季ぶりの準決勝進出とし、決勝進出を懸けてビジャレアルと対戦する。

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