バルセロナジョアン・ラポルタ会長が、フランクフルト戦後にコメント。スタジアムで起きていた状況に対して怒りを露わにした。クラブ公式サイトが伝えた。

14日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝でフランクフルトをホームに迎えたバルセロナ。1stレグではドローに終わっており、勝利した方がベスト4に勝ち上がる一戦となった。

しかし、試合はフランクフルトが先行。前半で2点のリードを奪うと、後半にはダメ押しの3点目を奪われる。

バルセロナは終盤に猛攻を仕掛けて2点を返すが時すでに遅し。2-3で敗退となった。

優勝候補筆頭に挙げられながら、ベスト8での敗退となったバルセロナ。試合後に取材に応じたラポルタ会長は配線を受け入れる必要があるとした。

「今回は勝てなかったが、受け入れなければならない」

サッカーではこういったことが起こる可能性があり、我々は悲しみと怒りがある。ただ、今は前を向いてラ・リーガのために戦わなければいけない」

「これは続いていく。今、我々はこの悪い時期を乗り越えなければならない。月曜日の今頃は、カンプ・ノウに足を運んで、チームを応援してもらえるようにお願いしたい」

一方で、大量のフランクフルトのファンがスタンドに駆けつけたことについて言及。バルセロナ欧州サッカー連盟(UEFA)の規定通り5000枚のチケットをフランクフルトに向けて販売したが、その5倍にも当たるファンが駆けつけていたとのこと。この事実にラポルタ会長は怒りを露わにした。

「今日、ここで経験したことは恥ずべきことだ。もう2度と繰り返さない。何が起きたのか、多くの情報を得ることができたが、今はそれを処理する時間が必要だ」

「そして行動を起こし、説明し、2度と起こらないようにする。とんでもないことだ」

「特定の状況を回避することはできないが、今後はとても厳格に、将来それを回避するために何が許可されているのかを検討する必要がある」

「我々は望ましくない状況を経験した。クレとして、私は恥ずかしい思いをし、私が見たものをとても残念に思う」

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