2019年に亡くなって以降も世界中で愛され続け、2022年2月25日で生誕90年を迎えたミシェル・ルグラン。『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの少女たち』、『ロバの皮』といった多くの名画で音楽を担当し、ジャズ、交響楽、ミュージカルコメディポピュラー音楽の垣根を取り払った音楽界の伝説的存在であり、3度のアカデミー賞受賞者でもあるルグランは、数十年にわたり人々の記憶に残るテーマで、多くの作品を残している。 

そんなルグランの音楽に対するトリビュート・アルバム『ルグラン・(リ)イマジンド』が、デッカ・レコードから2022年10月28日()にリリースされることが決定した。本作はチリーゴンザレス、ステファン・モッキオ、チャドローソンなどの世界最高峰のピアニスト/作曲家が集結し、ルグランの音楽をそれぞれが解釈してソロ・ピアノで演奏したチル&コンテンポラリーな内容で、彼の作品の新たな一面を垣間見ることが出来る必聴の仕上がりとなっているという。

既に先行シングル第1弾として先月チリーゴンザレスによる「サマー・オブ・’42」の配信がスタートしているが、本日から第2弾としてMouxによる「君に捧げるメロディ」(原題:How Do You Keep The Music Playing?)の配信もスタートした。 以降もアルバムの発売日まで3週間おきにシングルが配信リリースされる予定となっている。

 

ミシェル・ルグランの生誕90周年を祝う今回のプロジェクト。参加アーティストや収録曲などの全貌はまだ明かされていないが、今後の展開に期待がかかる。 

SG Moux『君に捧げるメロディ』ジャケット写真