バーンリーは15日、ショーン・ダイシ監督並びにアシスタントコーチイアン・ウォーン氏、ファーストチームのコーチであるスティーブ・ストーン氏、GKコーチビリー・マーサー氏の解任を発表した。

 ダイシ監督は2012年10月にバーンリーの監督に就任し、以降9年半に渡って指揮を執っていた。古典的な「4-4-2」のシステムをベースに、2度のプレミアリーグ昇格ならびにトップ10フィニッシュを達成。2017-18シーズンには7位でヨーロッパリーグプレーオフ出場権獲得にまで導いた。以前にはワトフォードアシスタントコーチと監督を務めた経験もある。今シーズンは降格圏の18位に沈んでおり、10日の試合では最下位ノリッジに0-2で敗れていた。

 バーンリーのアラン・ペイス会長は以下の声明を発表した。

「まず、ショーンと彼のスタッフが過去10シーズンに渡って、このクラブで成し遂げた功績に心から感謝している。ターフ・ムーアバーンリーの本拠地)に在籍している間、ショーンピッチ内外で功績を残し、選手・スタッフ・サポーター、そして何よりサッカーに関わる幅広い方々から尊敬されてきた」

「しかし今シーズンの結果は残念なもので、信じられないほど難しい決断だったが、重要な8試合が残っており、チームがプレミアリーグ残留を果たすためには変更が必要だと感じていた。ショーンの後任の選定は開始されており、決まり次第発表する」

バーンリーは次節ウェストハムと対戦する。残り8試合で17位エヴァートンとの勝ち点差は「4」。残留に向けた大きな決断は吉と出るのか。

バーンリーがダイシ監督の解任を発表 [写真]=Getty Images