4月8日から公開中の映画「チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜」の新たなメイキング&オフショットが解禁。赤楚衛二、町田啓太の楽し気な姿が公開された。

【写真を見る】撮影現場で真剣な表情を見せる赤楚衛二

■連続ドラマの最終回から1年以上のブランクを経ての撮影

同作は、2020年にテレビ東京系で放送された“チェリまほ”こと「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の映画版。童貞のまま30歳となったことで“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達(赤楚)と、彼に好意を抱く会社の同期・黒沢(町田)によるラブコメディー。映画では、晴れて恋人同士となった安達と黒沢のその後が描かれる。

撮影は、約2週間かけて都内近郊で行われた。連続ドラマの最終回から1年以上のブランクを経ての撮影で、誰しも以前のチーム“チェリまほ”に戻れるか不安を口にしていたが、いざクランクインすると、すんなり元の雰囲気に戻った様子。

■「ドラマの時と雰囲気は変わっていない」

赤楚は「ドラマの時と雰囲気は変わっていない」と言い、町田は「現場に入ったらおのずと不安な気持ちは全部吹き飛んだ」と語った。

公開されたオフショットでは、釣りデートを楽しむ安達・黒沢カップルを演じる赤楚、町田が楽しそうにポーズを決める姿がおさめられており、息のあった撮影現場だったことが伝わってくる。

また、初詣の神社の境内の柘植(浅香航大)と湊(ゆうたろう)のカップルの撮影では、寒さとの戦いでもあったが、こちらも和気あいあいとした中で撮影が行われた。

安達と黒沢が勤める豊川のオフィスの撮影では、六角祐太役の草川拓弥や、藤崎希役の佐藤玲、浦部健吾役の鈴之助、その他の社員たちも集結し、同窓会のような雰囲気になったという。

草川は「オフィスに入った瞬間から戻って来たという感覚があった」と語り、佐藤も「1年経った感じがしなかった。男子校のようなノリでみんなが本当に楽しそうで」と現場の変わらぬ雰囲気に安心したと話した。

オールアップとなる最後のカット前には町田が「5年くらいかけて撮りたいね、顔が変わっちゃうけど」と冗談めかし、赤楚も「5年後って33ですよ」と返すやりとりもあった。

撮影後、監督から花束を渡された町田は、「優しい空気の中で撮影できたのは赤楚君がいたから。素敵なチームに関われて、これを糧に頑張っていきたいです。長かったのか短かったのかわからないけど、深い時間をありがとうございました」とコメントし、赤楚と自然にハグをしていた。

楽し気にポーズをする赤楚衛二&町田啓太/ (C)豊田悠/SQUARE ENIX・「チェリまほ THE MOVIE」製作委員会