スーパーで焦ったエピソードを描いた漫画が、9000を超える「いいね」を集め、SNS上で話題となっています。ひらがなカタカナが読めるようになった3歳の息子。ある日、母親とスーパーに行ったときに見つけた商品が…という内容で「賢い!」「日々成長ですね」「子どもはよく見てますよね…」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

絵本を読むのが楽しい息子

 この漫画を描いたのは、イラストレーターの、あきばさやか(ペンネーム)さんです。インスタグラムツイッターブログではエッセー漫画などを、noteではオリジナル漫画を発表。「おしゃれなママっていわれたい!」(マイナビ出版)「マンガでわかる Excel」(KADOKAWA)などを出版しています。

Q.息子さんは、ひらがなカタカナをいつごろから読めるようになりましたか。

あきばさん「3歳8カ月ごろだったかと思います。急におやつのパッケージを見て『うすしお…』と言い出して、驚きました」

Q.今は、文字を読むことを楽しんでいるのでしょうか。

あきばさん「はい!読めるようになったことがうれしいようで、ゆっくりながら、絵本や街中の看板を読むことを楽しんでいます」

Q.結局、どちらを買ったのですか。

あきばさん「ヤクルトを買いました…負けました…」

Q.ほかにも、文字が読めてしまうことで困ったエピソードはありますか。

あきばさん「子どもにはあげたくないおいしいお菓子なども、バレてしまいます(笑)。今までは『これは辛いやつだよー』でごまかせていたのですが、『でもチョコって書いてあるよ…?』と言われてしまうようになりました」

Q.字が読めるようになって、楽になった、よかったエピソードはありますか。

あきばさん「テレビの録画リスト、DVDのチャプターなども、漢字以外は読めるようになったので、自分で見たいものを選んでくれるようになりました。今まで親が読み上げないといけなくて面倒だったので、そこは楽になりました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

あきばさん「『うちもピルクル派です!』といったコメントをたくさん頂きました。同じような経験をされた人も多く、『ピルクルヤクルトの弟(友達)なんだよ』と言ったら納得してくれたなど、役立つ情報をたくさん教えていただきました。次に同じようなことがあったら、試してみようと思っています」

Q.現在取り組んでいる創作活動は。

あきばさん「現在は創作漫画に挑戦しており、noteに投稿しています。よろしければ、読んでいただけたらうれしいです」

オトナンサー編集部

スーパーで焦ったエピソードを描いた漫画のカット=あきばさやか(sayaka.akiba)さん提供