リバプールセネガル代表FWサディオ・マネのボレーに対する賛辞が止まない。

10日のプレミアリーグ第32節で熱戦を繰り広げたリバプールマンチェスター・シティ。そこからわずか1週間で迎えたFAカップ準決勝での再戦は、3点を先行したリバプールがシティの反撃を2点に抑え、3-2で勝利を収めた。

17分にシティGKザック・ステッフェンに対して猛烈なプレッシャーを掛け、泥臭いブロックショットでゴールを陥れたマネだが、前半終了間際のボレーには一層の賛辞が寄せられている。

45分、DFトレントアレクサンダーアーノルドからロバートソンへの大きなサイドチェンジを起点に波状攻撃を仕掛けると、バイタルエリア中央でアレクサンダーアーノルドと細かいパス交換を行ったチアゴ・アルカンタラからボックス右へ浮き球のパスが出る。フリーのマネは右足のアウトにかけるようなダイレクトボレーで合わせ、低く鋭い弾道でニアのゴール右下隅の完璧なコースを射抜いた。

圧巻の一撃にはファンからも多くの称賛が集まっている。「人生で見た中で最高のゴール」、「冗談みたいなゴールだよ」、「非現実的」のような声以外にも、「トレントとチアゴからの絶対的に美しいゴール」、「アウトサイド効かせてのニアのボレーもヤバいけどその前のチアゴのパスお洒落すぎ」のなど、一連の流れを称える声も多数上がっている。

2011-12シーズン以来の決勝進出を果たしたリバプール。決勝では2005–06シーズン以来のFAカップ獲得を目指し、17日に行われるチェルシーvsクリスタル・パレスの勝者と戦うが、攻撃陣の再爆発にも大きな期待が寄せらることだろう。

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