クリスタル・パレスパトリック・ヴィエラ監督が、FAカップ敗退に悔しさを滲ませた。クラブ公式サイトが伝えている。

クリスタル・パレスはウェンブリー・スタジアムで17日に行われたFAカップ準決勝でチェルシーと対戦した。

現在プレミアリーグで3位に位置する強豪を相手に、前半コンパクトな守備と集中したプレーで臨んだチームは、いくつかのチャンスを作ったものの得点は奪えずハーフタイムへ。後半も拮抗した展開が続いたが65分に失点すると反撃を試みたものの更なる失点を喫し、0-2で敗れた。

この結果、FAカップ準決勝敗退。試合後、ヴィエラ監督は落胆を隠さなかったものの、チームは着実に成長していると強調し、さらなる高みを目指したいと意気込んだ。

「我々は将来の成功のため働いており、それを目指していきたい。選手たちは、決勝まであと一歩というところまで来て、こうした試合の匂いを嗅ぎ、味わった。そうすれば、もっとこうした場所でプレーしたいと思うものだ」

「今日のファンを見ていると我々のため興奮してくれて、大会やリーグでサポートしてくれている。クラブは盛り上がっている。だから、こうした舞台に立つことは重要になる」

「これはクラブにとってエキサイティングな時期であり、前進し続けなければならない。私は素晴らしいクラブ、本当に良い場所にいる。そして私はクラブを違うレベルに持っていきたいし、働き続けなければならない」

「これが今日対戦したチームのクオリティだった。前半は良かったし、相手をイライラさせることができた。相手もあまり良い状況を作れていなかっただろう。戦術的なアプローチには本当に満足しているが、勝てなければいつだってフラストレーションはたまる」

「運が悪かったとは思っていない。我々は彼らをイライラさせようとして、前半はそれができた。今日はベストを尽くしたが、本当に良い相手に対しては十分ではなかったようだ。良い時間帯にはチャンスをつかまなければならないが、我々は得点ができなかった」

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