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 今年1月、アメリカのメリーランド州で49歳の男性が自宅で死亡しているのが隣人に発見された。この男性は125匹にのぼるヘビを飼っていたのだが、隣人は今まで全く気が付かなかったという。

 ヘビは適切に飼育されており、男性の死体が発見された時、有毒なヘビは全てケージの中にいた。男性の死因は不明な状態で、遺体は検死に回された。

 そしてその死因がついに特定された。やはり猛毒のヘビに噛まれていたのだ。

【画像】 ヘビを自宅で飼育している男性が死亡

 今年1月19日メリーランドチャールズ郡ボムフレットに住むデイヴィッド・リストンさん(49歳)が、自宅で死亡しているのが発見された。

 隣人が窓から覗いたところ、床にリストンさんが倒れており警察に通報したのだが、自宅には125匹のヘビが飼育されていたという。

 当時、リストンさんの死因は不明で、遺体は検死に回された。そして最近になって、その死因が明らかになったようだ。

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pixabay

毒蛇に噛まれて死亡

 検死によると、リストンさんは偶発的なヘビの毒によって死亡したことが明らかになった。

 メリーランド州では、有毒なヘビの飼育は違法となっているが、リストンさんはガラガラヘビやコブラブラックマンバビルマニシキヘビなどを飼育していたようだ。

 なお現在、これらのヘビは専門家によって回収され、バージニア州やノースカロライナ州に移送されている。

 ちなみに世界保健機関によると、毎年450万~540万人がヘビに噛まれ、8万1千~13万8千人が合併症で亡くなっているということだ。

written by Scarlet / edited by parumo

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謎の死を遂げた蛇大量飼い男性の死因がついに特定される。やはり毒ヘビに噛まれていた