アキバラボは4月20日5月15日20時の期間、同社が運営する大正浪漫喫茶「秋葉原和堂」(東京都千代田区)において、フェリシモが展開する「YOU+MORE!」および「ミュージアム部」とのコラボカフェ「文豪達のティータイム ―日本近現代文学の世界へ―」を開催する。

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●夏目漱石や坂口安吾の著作にちなんだメニューも



 「文豪達のティータイム ―日本近現代文学の世界へ―」では、日本の文豪をイメージしたオリジナルコラボフードやデザート、作品イメージのドリンクなど楽しめる。あわせて、朗読イベント「文学公演『文豪たちのティータイム』」を実施する。

 コラボカフェのオリジナルメニューとしては、文豪たちの著作をイメージしたお茶一種と、思わずめくりたくなってしまう本のページをイメージしたミルクレープをセットにした「文学作品イメージティー&まるで本みたいなミルクレープのセット」各種(いずれも800円)を用意。

 大の甘党だった夏目漱石に思いをはせた優雅なティータイムにぴったりな「夏目漱石アフタヌーンティーにぴったり ペイストリー&スープセット」(900円)や、芥川龍之介が面会日に定めた日曜日に来訪客を親子丼とお吸い物、お新香でもてなしたというエピソードにちなんだ「芥川龍之介親子丼定食」(1200円)、坂口安吾が檀一雄の家に居候していた際にライスカレーを100人前頼んだという逸話に基づく「坂口安吾のライスカレー」(1100円)なども用意している。

 そのほか、「日本近現代文学の世界に浸る 文学作品イメージティーの会」(1800円)、「脚をより美しく魅せて 谷崎潤一郎の著作に登場するヒロインイメージソックス」(1200円)、「太宰治中原中也の逸話より 空に浮かんだ青鯖の缶詰風ポーチ」(2200円)などのグッズ販売も行われる。

 「文学公演『文豪たちのティータイム』」の演目は、4月23日芥川龍之介蜘蛛の糸」、4月24日宮沢賢治銀河鉄道の夜」、4月30日が室生犀星「蜜のあわれ」、5月1日が 高村光太郎「智恵子抄」、5月3日夏目漱石虞美人草」、5月7日宮沢賢治銀河鉄道の夜」、5月8日が室生犀星「蜜のあわれ」、5月14日が高村光太郎「智恵子抄」、5月15日坂口安吾「桜の森の満開の下」となっている。

 なお、「秋葉原和堂」は24時間営業だが、コラボメニューは11~22時(フード、デザート21時、ドリンクは21時30分にラストオーダー)の時間帯で行われる。また、最終日(5月15日)のみ20時まで(19時30分ラストオーダー)となる。
大正浪漫喫茶「秋葉原和堂」、日本の文豪をイメージしたメニューを楽しめるコラボカフェを期間限定で開催