浦和レッズリカルドロドリゲス監督が、大邱FC(韓国)戦を振り返った。

21日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022・グループF第3節で大邱と対戦した浦和。3連勝を目指して臨んだ試合となった。

浦和は8名を変更して臨んだこの試合。浦和が押し込みながらも、大邱の守備の前に苦しむ展開となる。

すると53分にゼカにゴールを許し大邱が先制。浦和はその後も攻め込むが、大邱の守備の前に攻撃陣が沈黙。1-0で敗れた。

試合後の記者会見に臨んだリカルドロドリゲス監督は試合を振り返り、「まずは相手のコンパクトな陣形を崩すことが我々のチャレンジだった。相手の[5-4-1]の陣形はすごくコンパクトで、我々に難しさを与えた」と大邱の守備に苦しんだとコメント。「試合が続くにつれて、チームとしてのやり方は向上していったが、ゴールを奪うことはできなかった」と、ゴールが決め切れなかったとした。

この敗戦により、首位が大邱、2位が浦和で勝ち点で並んでいる状況。リターンマッチが鍵となる。リカルド監督は「この状況も自分たち次第だと思う。次も大邱FCと戦うので、まずは勝つことが大事」と次節の結果が重要だとし、「次の大邱戦でしっかりと勝利を収め、その後の2試合も勝利を積み重ねていかなければいけない。大邱は強いチームなので、次の試合に向けてしっかりと準備をしていきたい」と、まずは3日後の試合に向けて調整するとした。

この試合で苦しんだことについては「相手が[3-5-2]以外の形で来ることは予想できていなかった。ただし、それに関係なく、その相手に対して攻撃を組み立て、フィニッシュまでいくことが我々のコンセプト。大邱はこのグループで生き残るために勝利を必要としていた」と、相手の対策を崩せなかったとコメントした。

また「相手が引いて守ってカウンターを狙ってくることは分かってたが、簡単にクロスを上げさせ、ゴールを与えてしまった。その後、我々にもチャンスがあったが、ゴールを決めることができず、勝ち点を得ることができなかった」と、フィニッシュの精度が上がらなかったことを悔やんだ

一方で、後半途中から投入したダヴィド・モーベルグがチームを活性化。後半はゴールこそなかったが、惜しいシーンも作っていた。

次節に向けては「大邱との2戦目はかなり違う形のゲームになると思う。モーベルグは我々にとって新鮮な選択肢であり、我々の武器になることを見せてくれたし、チームに異なる風を吹かせてくれた。我々にとって後半は好ゲームだったと思う。後半は良い流れを作ったと思う」と、連敗をしない対策をすでに考え始めているようだ。

浦和は24日の第4節で再び大邱FCと対戦。20時から「DAZN」で独占配信される。

4月24日(日)
グループF/第4節
20:00キックオフ
浦和レッズ vs 大邱足球倶楽部
解説:福田正博氏

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