IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村 毅、学長:杉山 知之)が運営する、起業家・エンジニア養成スクール『G's ACADEMY』(ジーズアカデミー)では、2021年度(2021年4月~202年3月)の実績を集計し、このたび公開しました。
2022年4月をもって開校から7周年を迎えるジーズアカデミーは、より多くのセカイに挑戦する起業家を生み出すべく、進化を続けています。本リリースでは、実績の推移と最新の活動を併せてご紹介します。


■卒業生の起業実績
― 開校から7年で73社が起業!期を越えて互いに高めあう、成長し続けるジーズコミュニティ


ジーズアカデミーでは、プログラミング初心者から多くのエンジニア起業家が誕生しています。

卒業時に制作するプロダクトを基として、多くの卒業生起業家が「自らの手で作り上げた」サービスを世に送り出しています。

また、卒業後もスクール独自のコミュニティが、起業を志す卒業生の背中を押しています。想いのこもったサービスたちは、投資家・ベンチャーキャピタルからの資金調達に数多く成功しています。

最初の卒業生輩出(2016年9月)から6年半が経ち、2022年3月時点で73社が起業、資金調達総額はついに83億円超となりました。

ジーズアカデミーはこれからも、セカイを変えるGEEKを輩出するコミュニティであることを目指します。


■2021年に卒業したメンバーの充実度
― 熱量の高いコミュニティ、そして卒業後も続くつながりが起業や転職へエールを送ります。


1.「卒業から3か月経過し、振り返ってみて、G'sで過ごした6か月間は充実していましたか?」
(低い1~高い5の5段階評価で収集。ジーズアカデミーすべての校舎が対象)
2021年4月~2022年1月の間の卒業生に対し、卒業3か月後に振り返りアンケートを取った結果、ジーズアカデミーでの6か月間の充実度は前期同様、非常に高い結果となりました。

充実度が高い理由として、『継続力』や『プレゼン力』など、プログラミング以外のスキルがついたと回答する方も多くみられました。

また、異なる業界・分野に取り組むG’sメンバーと高い熱量で切磋琢磨できたことを挙げる方もいました。

<充実度の理由(一部抜粋)>

・これまでやってきた事とは全く別世界のことに足を踏み入れ、出会った事ないような人と出会えたことで毎日とても楽しく充実していました。(東京校LABコース卒業)

プログラミングの勉強だけでなく、GGAにむけた新規事業の立ち上げの準備、投資家向けのプレゼンなど、事業立ち上げのための様々な経験ができた。(東京校DEVコース卒業)

・さまざまな人を巻き込んでプロダクトを創り上げる経験は他では中々出来ない。(福岡校LABコース卒業)

・切磋できる仲間と刺激しあいながらプログラミングの勉強ができるところがすごくいい経験になりました。(東京DEVコース卒業)

2.「卒業後3か月の進路について教えてください」(すべての校舎・コースが対象)
卒業後の進路が多様なジーズアカデミー

年間を通して割合としては起業が最も多い進路となりました。

一方でジーズアカデミー発ベンチャーへの就職や、新規事業準備中といった進路も多くみられるようになりました。

週末集中型DEVコースの卒業生には、「転職はしていないものの、業務改善にジーズで学んだスキルを活かしている」といった、ジーズアカデミーの学びを通して社内で新たな挑戦をする方も多くいます。

3.2021年度の卒業生から生まれたサービス事例

2021年も新たなサービスがジーズアカデミーから生まれました。その中から、いくつか事例をご紹介します。

『Haundry』
(ジーズアカデミー東京 LAB10期卒業・平澤 拡さん)

東南アジア市場向け洗濯宅配アプリとして、2022年3月にリリースされました。2021年5月に開催されたGlobal Geek Audition(以下GGA)で優勝を飾ったサービスです。

現在はフィリピン・セブ島を中心に展開を開始しています。

(サービスURL:https://haundry.ph/

『ハワユ』

(ジーズアカデミー東京 DEV19期卒業・石丸 香織さん)

LINEのチャットを使い、産業保健師に心と身体の不調や悩みについて相談できるサービスとして、2022年3月にリリースされました。2021年7月に開催されたGGAでは4位、またオーディエンス賞を受賞しています。

現在、個人向け・中小企業向けの両方で働く人の健康をサポートするべく、サービス提供を開始しています。

(サービスURL:https://service.hawayu-wellbeing.com/


■2021年に入学したコース別入学者プロファイル
―20代後半~30代を中心に幅広い年齢の方が入学。

※DEVコース…週末集中型で仕事をしながらプログラミングを学習し、プロダクトを制作するコース
 LABコース…週4日フルタイムでプログラミングテクノロジーに関する教養を学習し、プロダクトを制作するコース

1.年齢層(すべての校舎が対象)
年齢層は20代後半から30代前半の方が多く、これまでのキャリアの中で得た業界課題や自分でプロダクトを作りたいという思いを元にご入学される方が多い傾向です。

コース別での平均年齢は大きく変わりなく、どちらのコースも20代前半から50代後半、60代まで幅広い年齢層の方がいます。

2.入学目的
入学目的は、週末DEVコースとフルタイムLABコースで「起業目的」「エンジニア転職目的」の比率に大きく違いがあり、週末DEVコースでは、起業目的の方が5割近くを占めており、エンジニア転職目的の方は、より技術を深堀するフルタイムLABコースへ入学する方が多い結果となりました。

また、週末DEVコースでは、自社で新規事業を立ち上げたい方や、仕事の幅を広げたいと考えている方も多く、所属する会社でエンジニアリングのスキルを役立てたいと考える方が多いようです。


■2021年下期:ジーズアカデミーの取り組み
―2021年上期は行政と連携し、より幅広い世代にテクノロジーと事業創出の学びを届けました。下期はジーズアカデミーから生まれたコミュニティをより活性化させ、より多くの挑戦を後押しすべく多くの取り組みを行いました。

1.G’sコミュニティ内の採用マッチングイベント『G’s CROSS POINT』開催

G's発スタートアップと、ジーズアカデミーの在校生・卒業生(以下「G’sメンバー」)が互いにダイレクトオファーできるスカウティングイベント。

『G’s CROSS POINT』とは、企業側は採用や仲間探し、G’sメンバーは就転職・副業など、ビジョンを共感し能力を発揮できる仕事やプロジェクトに出会う場所です。

参加者からの「話が聞きたい」アプローチ、参加企業からのスカウトと、双方向にオファーをすることができます。今回は参加者からのアプローチは平均5.7社へ、参加企業からのスカウトは平均5.6名と、盛んなアプローチが行われました。

また、G’s発スタートアップ「moovy(https://moovy.jp/)」とタイアップし、採用側エントリー企業の採用をイベント後も後押しする仕組みを導入しました。

2.卒業生フリーランスエンジニア集団『G’s GUILD』発足

「G’s GUILD」が1,600名に及ぶジーズアカデミーの卒業生エンジニア(会社員・フリーランス・副業)の公式コミュニティとして発足しました。

ジーズアカデミーの優秀な卒業生エンジニアの新たな活躍の場を作るための仕組みとして、今後本格的に始動してまいります。

特徴として、ジーズアカデミーで培った「プロダクトを0から作る力」を生かせるような下記2つのシステムを持っています。

(1) G’s発スタートアップの初期にチームとして参画:
資金調達成功報酬制度で、6ヵ月間好きなペースでG’s発スタートアップを企画から支援します。

(2)法人の開発チームとしてラボ型開発チームに参画:
内製化に向けて開発チームを組成したい法人様へ、準委任契約のエンジニアチームを組成します。

3.『データエンジニア・カタパルトDEMODAY開催

昨年9月より福岡市と学生向けデジタル人材育成プログラム『DATA ENGINEER CATAPULT』を実施しました。

約5か月間におよぶ受講期間の集大成としてDEMODAYを開催。

高島市長や福岡IT・スタートアップ企業が見守る中、23名の学生が制作したWebアプリの発表に臨み、10名のインターンマッチングが成立しました。

参考:https://efc.fukuoka.jp/catapult2021/

4.全国で「G’s CAMP YOUTH」開催

2021年は多くの地域へ、中高生向けの短期集中プログラミングキャンプ「G’s CAMP YOUTH」を届けてきました。プログラムはジーズアカデミー通常コースと同じく、教えられた通りに作ることをゴールとせず、自らの工夫やアイデアを基に高みを目指して自走するための内容です。

北海道札幌市では「G’s CAMP YOUTH sponsored by city of Sapporo」を、香川県高松市では「G’s CAMP YOUTH in KAGAWA」を開催しました。

プログラミングだけでなく、起業講座や仲間とのコミュニケーションを通してものづくりへのモチベーションを高めます。多くのU-20世代の方に、短期集中でエンジニアリングを体得していただきました。

5.先端技術やビジネスを学ぶ『G’s EXPANSION PROGRAM』開講

アドオンコース「G’s EXPANSION PROGRAM」を開講しました。名前の通り、基礎力から応用力へと自身の学びを拡張することを目的としています。

React」「Swift」といった定番に人気のある言語から、メタバースにおける基礎技術「XR(Unity)」、非エンジニアにこそ身に着けたい「DX(Bubble.)」など、トレンドに合わせた講座を数多く提供しました。

事前学習用のオンデマンド動画とオンラインライブ講義のセットで構成されており、次回は2022年7月の開講を予定しています。

参照:https://gsacademy.jp/exp/


■2022年4月からの最新情報

1.DEVコース・LABコースでは全国で受講生募集中!

次回開講は全コース2022年10月を予定しています。早期出願者には事前準備のサポートもございます。入学をご検討の方はぜひ、学校説明会へお越しください。

※開講日は予定の為変更の可能性がございます。詳細はジーズアカデミーの公式サイトをご確認ください。

学校説明会はこちら:https://gsacademy.jp/school-guidance/

<週末集中型DEVコース>

東京: 2022年10月8日(土) 開講 毎週土曜日14:00~18:00
福岡: 2022年10月8日(土) 開講 毎週土曜日14:00~18:00
札幌: 2022年10月8日(土) 開講 毎週土曜日14:00~18:00
山口: 2022年10月8日(土) 開講 毎週土曜日14:00~18:00

<フルタイム総合型LABコース>

東京: 2022年10月18日(火) 開講 毎週火~金曜日10:00~17:30(金曜日は15:00まで)
福岡: 2022年10月18日(火) 開講 毎週火~金曜日10:00~17:30(金曜日は15:00まで)

2.起業家とエンジニアのコミュニティを地域に創出する『UNIT_ライセンスパートナー』募集中!

ジーズアカデミー 『UNIT_事業』は、起業家とエンジニアの育成を通してテクノロジーを活用して自立する人材を輩出し、地域に新産業とデジタル変革をもたらす事業です。スタートアップ・エコシステムを地域に創出したい「志と戦略」をもつ地域企業をライセンスパートナーとして募集しています。

現在、『UNIT_事業』は、北海道札幌市山口県山口市の2拠点で展開をしています。
UNIT_SAPPOROは10月に第5期生、UNIT_YAMAGUCHIは10月に第3期生を迎えます。
全国へ更に拡がり続けるプロダクトファーストなジーズ・カルチャーを、共に育てましょう。

お問合せはこちら:https://gsacademy.jp/unit_partner/


今後もジーズアカデミーは全国にスタートアップ×エンジニアカルチャーを拡げ、日本から「セカイを変えるGEEK」を輩出していきます。ジーズアカデミーと、その卒業生たちにぜひご注目ください。


■G’s ACADEMY(ジーズアカデミー)について

https://gsacademy.jp/

「G’s ACADEMY」は「セカイを変えるGEEKを養成する」をテーマに、2015年4月にデジタルハリウッドが設立したエンジニア・起業家養成スクールです。このコンセプトが共感を呼び、入学者の約80%が起業志望者またはベンチャー企業への就職希望者となっています。

入学時は全くのプログラミング初心者だった方々が、卒業時にはサービスを次々と立ち上げ、卒業間もなくVCからの資金調達に成功するなど奇跡的なストーリーを生み出し、現在は約1,700名の起業家×エンジニアコミュニティに成長しています。

また、多くの起業志望者に対応すべく、最大500万円までの投資が可能なインキュベート機関「D ROCKETS」を設立。「D ROCKETS」はG’s TOKYO BASEに併設されており、起業家とエンジニアの化学反応を引き起こし「セカイを変えるようなサービスを日本から生み出すこと」に貢献しています。

なお、運営母体であるデジタルハリウッド大学と大学院では、大学発ベンチャーの設立数が全国12位(令和2年度実績)となっており、多数の起業家を輩出しています。

配信元企業:デジタルハリウッド株式会社

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