古いマンションをリフォームした筆者宅の洗面台の横には、「約10cmの隙間」があります。
【ビフォーアフター】こうして改造!洗面所の「幅10cmのデッドスペース」
これが曲者で、市販の隙間収納ワゴン等がギリギリ入らないサイズ。
でも、ニトリの「すのこ」と100円ショップのダイソーの「ファイルボックス」で、この隙間にぴったりの棚が作れることを発見!
さらに「見せる収納」で、便利なスペースに改造してみたいと思います。
棚の材料
●【ニトリ】桐すのこ フレモ2(50×75cm) 2枚組:1組
●【ダイソー】ファイルボックス(A4):2個
●【ダイソー】カラーボード(300×450×5mm)・白:1枚
必要な道具
●定規、メジャー
●はさみ
●カッターナイフ
●両面テープ
●木工用ボンド
道具も家にあるものでできます。釘やネジ、グルーガンも使いません。
【ニトリ】桐すのこ フレモ2(50×75cm)2枚組/799円(税込)
ポイントはその軽さとサイズ感。「70cm×50cm」は、2枚を横に並べると「70cm×100cm」となり、ちょうど3つ折りにしたシングルサイズの布団を置けるサイズです。
実は、集合住宅などによくある洗面台は、「高さ80cm前後」×「奥行50cm前後」であることが多いのです。わが家もそうでした。
ということは、縦置きすればフィットする可能性が高いのでは…? ということで、このすのこを選びました。
さらに、とても軽いので、DIY材料としても扱いやすいです。
釘を使用していない点も安心ですね。
お会計時に希望すると持ち帰り用の持ち手を付けてもらえますので、徒歩や自転車での買い物でも大丈夫です。
すのこ棚を作ってみた!
棚の中に置いて使うファイルボックスです。
ファイルボックスも、家具メーカーや均一価格ショップでさまざまな商品がありますが、今回ダイソーを選んだ理由は「幅9.5cm」だったから。
10cmを超えると、今回作るすのこ棚には収まりません。
洗面台の横なので水が飛ぶ可能性も考慮して、紙製でなくプラスチック製にしました。
【ダイソー】カラーボード(300×450×5mm)白/110円(税込)
組み立て方法1. カラーボードで棚板を作る
カラーボードは発泡スチロール製の板。厚みがありながらも切り貼りしやすいので、工作やDIY材料に重宝します。コスパも最高です。
縦に3分割すると、すのこ棚にぴったりでは? というサイズ感が決め手で購入しました。
棚板幅は「9.7cm」に決めました。定規で線引きしてからカッターナイフで切断し、「9.7cm×45cm」の棚板を3枚作りました。
組み立て方法2. すのこを向かい合わせてケタの上に棚板を貼り付ける
すのこ2枚を向かい合わせ、両面テープをケタの上に貼り付けます。
その上にカラーボードの棚板を配置。
体感では両面テープで接着するだけでもそこそこ頑丈に仕上がったのですが、不安な場合は木工用ボンドを追加して塗っても良いでしょう。
3枚の棚板を作り、すのこに固定するまで20分ほどの作業。
今回は、収納したいものがアクセサリーやポーチ類で、棚板の耐荷重量がさほど大きくなくてよいので、簡易的な作りにしています。
さらに狭い隙間に入れるため、自立性もあまり考慮していません。
もし同様の棚を制作する場合、配置場所や入れたいものによっては、棚板の強度や、すのこと棚板との接着力を高める必要がありますので、ご注意ください。
組み立て方法3. 棚にカラーボックスを入れて完成!
ファイルボックスを縦置きした場合、ボックスの底にある小さな足がカラーボードの厚みにちょうど引っ掛かるので、棚板の手前側に固定して置けます。
また、ファイルボックスは横置きにしてもOK。
中身を正面から見せたくない場合は、裏向きに使って隠すのがおすすめです。
どの向きでも、棚板の上を指でスライドさせて取り出し可能です。
隙間に収納してみたところ、あまりにぴったりすぎて床に足が着きませんでした!
実質、突っ張り棚のようになっています。
繰り返しますが、軽量の物のみ収納するのでこれで良いと判断しました。
無印良品のアイテムでさらに便利に
無印良品のアクセサリーケースを組み合わせてさらに便利に!
最後に、無印良品のアクセサリーケースを設置します。
【無印良品】アクリルネックレス・ピアスケース・見開きタイプ/1,990円(税込)
「アクリルネックレス・ピアスケース」は透明アクリル製で中身の検索性にすぐれるのと、折り畳みできる収納性が魅力です。
お気に入りのアクセサリーを並べて見せる収納ができるのは、テンションが上がりますね!
ケース内の底に置ける、ベロア製のケースも同時購入しました。
作った棚のいちばん上に置いてみたところ、ちょうどいい位置でアクセサリーを選べるスペースが完成!
ネックレス、指輪、腕時計、ピアス、イヤリング、ブレスレットなどを可愛く収納できました。
さらに、すのこに小さいかごを引っ掛けて、クリップやカーラーなどのヘアアレンジ用品を入れてみました。
洗面スペース全体の使い勝手とオシャレ度がさらにアップして、いい感じです!
アクセサリーケースは、普段は畳んで奥に寄せておくこともできます。
というわけで、無の空間だった約10cmの「ザ・デッドスペース」に、収納を置くことができました。
毎朝目に入る場所なので、アクセサリー同様、ポーチや雑誌付録の可愛いトートバッグの定位置にしました!
奥のほうは、ストックのコットンを備えるのにも良さそうです。
上の段にはヘアアクセサリーを並べてみるのもいいかもしれません。
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すのこを利用した収納は、何といっても幅を思い通りに調節できるのが利点。
部屋に中途半端な隙間があって気になる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
※値段はセールなどで変動します。
※数に限りがあります。商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。
※デザイン・価格・種類数は変更となる場合があります。
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