開幕からおよそ1ヶ月がたったプロ野球。今季もまた新型コロナウイルス感染者が複数球団で発生するなど、依然として厳しい戦いとなっているが、各チームが必死な戦いぶりを見せている。
パ・リーグは1位楽天、2位ソフトバンクと3位以下のチームがやや離され気味となっているが、最下位日本ハムは4月に入り初の3連勝をマークするなど、徐々にチーム状態が上がりつつある。(4月20日現在)
そんなここまでのパ・リーグについて、球界のレジェンドこと金村義明氏が、スポーツアンカー・田中大貴氏のYouTubeチャンネル「アスチャン」に出演し、各チームの分析をおこなった。
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1番心配している選手は・・・
まずは昨年2年連続最下位から優勝を果たしたオリックス。
今季は開幕直後に5連敗を喫するなど、思うように伸びず現在3位。
これには金村氏も
「ちょっと優勝して天狗になったのかなという感じもしないでもないですよね」
と、心配の様子。
中でも
「僕が1番心配していたのがラオウなんですよ」
と、昨季32本の本塁打を放ちホームラン王を獲得した杉本について言及。
「昨年は夢中でやって残ったのがあの数字。プロというのは明らかにマークされますから、ここから茨(いばら)の道が待っているかもしれませんね」
と、今季ここまで20試合に出場し、打率.106、本塁打1本(20日現在)と不振に陥っている杉本を気にかける場面も見られた。
一方で、金村氏が「意外に頑張っている」と話すのが、昨季最下位に沈んだ西武だ。
特に注目しているのがピッチャー陣。
「ドラフト1位の隅田くんと2位の佐藤くん。あの2人は本物でしょうね。2人とも戦力にはなると思っていましたが、これはすごいピッチャーを獲りましたね」
と、プロ初登板で7回無失点の力投を見せたドラ1左腕・隅田、同じく先月29日の日本ハム戦を5回4安打無失点と抑え、プロ初勝利を飾ったドラ2左腕・佐藤と開幕からローテーションをになっている両左腕の今後の活躍に太鼓判を押した。
このほか、動画内では、今季多くの解説者・評論家たちが優勝予想に挙げているソフトバンクについて、さらには注目のビッグボス采配についても語られている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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