自国軍に新型入れるから古い方を供与ということか。

西側諸国の陸戦兵器供与、続々と増加中

フランス軍事省のトップであるフロランス・パルリ大臣は2022年4月22日、自身の公式ツイッターにおいて、ウクライナを支援するため、大統領判断で複数の「カエサル自走砲と数千発の砲弾を供与したことを明らかにしました。

カエサル」は、ルノートラックディフェンスが開発・製造する「シェルパ5」軍用トラックの6WD仕様をベースに長砲身の52口径155mm榴弾砲を組み合わせた、タイヤ駆動のトラック型自走砲です。

フランス陸軍では「カエサル」を2008(平成20)年以降、77両導入し運用していますが、新型の8輪駆動タイプの調達を予定しているほか、各部を改良した新型の「カエサルMKII」の開発を民間企業のネクスタ―に指示するなどしています。

なお、一部メディアが伝えたところでは、スロバキアオランダなども自走砲の供与をウクライナに行っているそうです。

フランス陸軍が使用する「カエサル」装輪155mm自走砲(画像:ネクスタ―)。