タモリ(写真提供:JP News)

23日放送の『ブラタモリ』(NHK)では、日本で最初の鉄道ターミナル『旧新橋停車場』に訪れたタモリ一行。その館内にて「開業150年を迎える鉄道は日本をどう変えたのか」に迫ることとなった今回は、タモリが念願の”切符切り”を体験した。


■JR全駅の入場券が勢ぞろい

番組内では、鉄道開業150年を記念して作られたというJR全駅の入場券をタモリの前に用意。なお、この入場券は全て2019年まで作られた厚紙の切符”硬券(こうけん)”とのことだ。

すると、今回特別に借りてきたというJR全駅4,368駅の入場券に「JR全駅入場券? えっ!?」と驚いたタモリは、アシスタントの野口葵衣アナウンサーに対して「切符切りっていうの知らないだろう?」と尋ねた。


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■懐かしの改札鋏で笑顔に…

この質問には「分からない…」と返して首を振った野口アナ。一方のタモリは笑いながら「そういう年代ですよ」と案内人に話しかけると、昔は使用したものだという印として、切符の端に切れ目を入れる切符切りなるものがあったと説明した。

その直後、嬉々とした様子で語るタモリに対して、今回特別に好きな硬券に”改札鋏(かいさつきょう)”で切れ目を入れていいことを伝えた案内人。するとタモリは「あ、ホント? いいですねこれ」と笑みを浮かべ言い、さらに嬉しそうな反応を見せた。

■「カチカチ」が憧れだった当時

なお、改札鋏を受け取ったタモリは「これだよこれ!」と大興奮し、傍らの野口アナに対して、当時の駅員はこの改札鋏で切れ目を入れていたことを説明する。

続けて、駅員が切れ目を入れた直後に改札鋏を「カチカチ」と鳴らす姿を思い出し、笑顔で「これが何かかっこよくてね」と口にした。また、人によっても鳴らし方が違うことを振り返ったタモリは「ちょっと憧れるんだよね」と語っている。


■「やっぱり硬券だなぁ」

その後、神奈川県小田原市にある根府川駅の切符を選び、念願の改札鋏で切符に切れ目を入れたタモリ

同時にパチンという音が鳴ると「切り心地がいいね、やっぱり」とウキウキした様子で話し、懐かしそうに「やっぱり硬券だなぁ!」としみじみした。

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(文/Sirabee 編集部・綿 つゆ子

タモリ、『ブラタモリ』で念願の切符切りを体験 「ちょっと憧れるんだよね」