歌舞伎の舞台を多彩なカメラワークで撮影し、高画質映像と5.1chサラウンドの音響で楽しむシネマ歌舞伎。2022年4月29日(金・祝)から公開となる最新作『桜姫東文章』の「下の巻」予告編が解禁となった。(「上の巻」は現在全国の映画館にて上映中)

『桜姫東文章』は鬼才・四世鶴屋南北による退廃的な美が溢れる傑作。運命に翻弄されながら流転の人生を歩む桜姫と、因果の糸に執着して身を滅ぼしていく僧・清玄、悪の魅力を放つ権助を中心に、始終目の離せない展開が繰り広げられる。今回、絶大な人気を誇る片岡仁左衛門と坂東玉三郎が36年ぶりに共演し、瞬く間に完売となった昨年の歌舞伎座公演がシネマ歌舞伎化された。

『桜姫東文章 下の巻』予告

「上の巻」では、かつて襲われた男に恋焦がれる桜姫が偶然にもその男 権助と再会。二人は再び肌を重ねるが、その密会が明るみに。間一髪逃げ出した権助の代わりに不義の疑いをかけられた僧の清玄は、桜姫と共に寺を追われてしまう。清玄は、17年前に愛した美少年の生まれ変わりである桜姫に執着するが…。

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

上の巻を観た観客からは、「美しくて目が離せない」「色気がダダ漏れ」「(清玄と権助を演じる)仁左衛門さんの二役が全く別人で凄すぎ」と絶賛の感想がSNS上に殺到。この度初公開された「下の巻」予告編では、執着心から病み衰える清玄、夫婦になった権助に女郎として売りに出された桜姫が言葉遣いまですっかり様変わりした様子、そして衝撃の真実が明らかになり波乱の結末へと向かうクライマックスが描かれる。

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

『桜姫東文章 下の巻』(C)松竹

『桜姫東文章』上の巻は、4月28日(木)まで上映中(※一部映画館では延長あり)。「下の巻」公開は4月29日(金・祝)より。

『桜姫東文章 下の巻』