ドイツサッカーリーグ(DFL)は27日、ポーランドグールニク・ザブジェに所属するFWルーカス・ポドルスキと『ブンデスリーガレジェンド・ネットワーク』の契約を結んだことを発表した。

 ブンデスリーガの国際化戦略である『ブンデスリーガレジェンド』は2017年に発足。同リーグで活躍した選手たちがアンバサダーを務め、世界各地のイベントでファンとの交流を行なっている。2017年にはケルンブレーメンなどでプレーした元日本代表MF奥寺康彦氏ら9名、2021年には元日本代表MF長谷部誠ら6名が選ばれており、ポドルスキを含む計18名が選出されている。

 現在36歳のポドルスキは、2003年にFCケルンブンデスリーガデビューを果たし、2008年には、バイエルンドイツ選手権とDFBカップで優勝を経験。また、ドイツ代表では2004年から2017年にかけて国際試合通算130試合に出場し、49ゴールを記録している。イングランドイタリアトルコ、日本などドイツ国外でのプレーを経て、現在はポーランド1部リーググールニク・ザブジェでプレーしている。

 今回の契約を受け、ポドルスキは以下のようにコメントしている。

「プロとして活動している今、ブンデスリーガレジェンド・ネットワークの一員になれることは、私にとって特別な名誉です。今後、ブンデスリーガの代表として、世界中のより多くの人々にドイツサッカーを楽しんでもらうことを目的とした活動に貢献していきたい。私はファンの方々と直接触れ合うことが好きなので、DFLとの緊密な協力関係のもとで行う今後の仕事が楽しみです」

ブンデスリーガ・レジェンド・ネットワークに認定されたルーカス・ポドルスキ [写真]=Getty Images