機内、いまの旅客機とは全く違います!

ダイナミックパッケージかマイル交換で

2022年5月から一般見学を再開予定の羽田空港格納庫見学ツアー「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」で、現在同格納庫で機体最前方が保管されている、JAL日本航空)初のジェット旅客機DC-8「FUJI号」の機内を見られる限定プランが展開されます。JALによると「工場見学で一般の方に内部をお見せするのは、今回が初めて」とのことです。

「FUJI号」は1960年国際線(羽田~サンフランシスコ線)に投入され、1974年に退役。そのほっそりしたフォルムから「空の貴婦人」と呼ばれました。現在残る機体の一部には、就航当時のまま残る最大4名で運航されたクラシカルな操縦室、障子の木枠や西陣織のシートを配置した豪華ラウンジなどが設置されています。

「FUJI号」見学ができる特別格納庫ツアーは、ふたつの方法で実施されます。期間は2022年5月13日9月30日までの毎週金曜日とのことです。

まずはJALグループの旅行会社ジャルパックが提供するツアー「JALダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)」参加者限定で、特別プランとして「FUJI号スペシャル」の発売を開始。「JALダイナミックパッケージ」の旅行代金から追加1000円のオプションとして参加可能です。もうひとつはJALマイレージバンク会員限定のオプショナルコースで、1人2000マイルと交換で見学が可能です。それぞれ1日5名、2つの販路で計10名が最大参加可能人数となっています。

羽田空港に保管されているJALの「FUJI号」機首部分(乗りものニュース編集部撮影)。