マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。
ユナイテッドは28日、プレミアリーグ第37節の前倒し開催でチェルシーと対戦した。
トップ4フィニッシュにわずかな望みを繋ぎたいユナイテッドと、4位以内の座を確実にしたいチェルシーの一戦。試合はチェルシーペースで進んだ中、ユナイテッドはGKダビド・デ・ヘアの好セーブもあり、ゴールを許さない。
しかし、後半にチェルシーに先制を許し苦しい状況となった中、チームを救ったのはC・ロナウドだった。
ボックス手前でパスをカットされたユナイテッドだったが、拾ったネマニャ・マティッチが浮き球のパス。これに反応したC・ロナウドが巧みなトラップからしっかりとゴールを決めて、同点に。1-1の引き分けに終わった。
この試合もゴールを決め、プレミアリーグで17点目。出場した試合では3試合連続ゴールを決めているC・ロナウド。一方で、チームは完全にC・ロナウド依存状態となっており、プレミアリーグでの直近8ゴールが全てC・ロナウドという状況だ。
今夏の移籍市場では新たなストライカー獲得を目指しているユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督を新たに迎えることが決定した中、ラングニック監督はC・ロナウドの将来をしっかりと把握することがまずは重要だと語った。
「これはエリク(・テン・ハグ)と取締役会、そして私との間で話し合うべきことだ。クリスティアーノはもう1年契約がある」
「彼がここに残りたいのであれば、彼が何を望んでいるのかを知ることも重要だ」
C・ロナウドは2年契約でユナイテッドに復帰しており、チームの結果こそついてこないものの個人としてはしっかりと働いている。しかし、来季はチャンピオンズリーグ(CL)に出ることは難しい状況。チームがC・ロナウドと話し合うべきだとした。
「結局、彼らが何をしたいのかは、エリクが決めることであり、クリスが決めることでもある」
「私がとやかく言うことではないが、今日のクリスのパフォーマンスは本当に素晴らしかった」
また、イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューでもC・ロナウドについて言及。新たなストライカー獲得が必要だとした。
「我々は選手に対してフェアでなければいけない。他にもかなりの株の選手がゴールを決めている、最初の10試合では、10人の異なるスコアラーがいた。それは作ったチャンスの数と、スコアラーの数だ」
「ただ、今我々はクリスティアーノに大きく依存している。チェルシーがボールを持っていた時も、彼は良いパフォーマンスを見せていた」
「でも、確かに数人の新たなストライカーを連れてくることに、焦点を当てる必要がある」
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