【明治安田生命J1リーグ第10節】
2022年4月29日(金)
19:00キックオフ
FC東京(6位/15pt) vs ガンバ大阪(12位/10pt)
[国立競技場]

◆持っている男は!?【FC東京】

前節は名古屋グランパスとの対戦となり、両チームの守護神がゴールにカギをかけてゴールレスドローに終わった。

3試合連続クリーンシートというポジティブな側面がある一方で、3試合連続無得点というネガティブな一面も。勝ち点を思うように積み上げられていない産みの苦しみがある。

「モダンなサッカー」を掲げるアルベル・プッチ・オルトネダ監督だが、徐々に浸透しているスタイルの中で、ゴールへの迫力はまだ足りていない状況だ。

首都・東京を本拠地にするクラブが、国立競技場での初陣を飾ることに。2020年にYBCルヴァンカップを制した場所でもあり、イメージは悪くない。さらに、この舞台で輝いた男・松木玖生がプロとしてどのような輝きを見せるのか。伝説がここから始まる予感もある。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:ヤクブ・スウォビィク
DF:長友佑都、木本恭生、森重真人、小川諒也
MF:安部柊斗、青木拓矢、松木玖生
FW:永井謙佑、ディエゴ・オリヴェイラ、アダイウトン
監督:アルベル・プッチ・オルトネダ

◆課題は燻る攻撃陣【ガンバ大阪】

前節はホームに湘南ベルマーレを迎えた一戦。互いにゴールが遠い中、最終盤に失点。湘南にリーグ戦初白星を与える手痛い一敗を喫した。

これまでのシーズンとは違うものの、今シーズンも苦しんでいるG大阪。リーグ戦3試合連続で勝利から遠ざかっていることも苦しいところ。チームとして上昇気流に乗れていない。

気になるのは得点力。3試合で2得点しか奪えていない。苦しみながらもゴールを奪ってきたチームも、ついに前節は無得点と、どのようにしてゴールを奪うかが目下の課題だ。

決定力が不足しているというよりは、それ以前のチャンスメイクが欠けている状況。アグレッシブに来るであろうFC東京を相手に、しっかりとビルドアップから崩すことができるのか。どのような攻撃を仕掛けるのか、片野坂知宏監督の策にも注目が集まる。

★予想スタメン[4-4-2]
GK:一森純
DF:高尾瑠、三浦弦太、クォン・ギョンウォン、黒川圭介
MF:小野瀬康介、齊藤未月、ダワン、石毛秀樹
FW:山見大登、パトリック
監督:片野坂知宏

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