今年のゴールデンウィークは、最大10連休という人もいるのではないでしょうか。休暇を利用してお出かけを計画している人も多いと思います。

今回はお出かけ先でも楽しめるスマホゲームを3つ紹介します。家庭用ゲーム機やPCでは味わうことのできない、位置情報を活用したスマホならではのプレイスタイルを行楽とともに楽しんでください。

歩きスマホや他の方に迷惑になる行為にはご注意ください。

ポケモン GO

サービス開始直後は社会現象にもなった『ポケモン GO』。実際にプレイ経験がない人でも名前を聞いたことはあるのではないでしょうか。『ポケモンGO』は、スマホのGPS機能を使って、現実世界を実際に歩いて回りながらポケモン収集をしていくゲームです。

スマホゲームにありがちな「ポケモン風」のキャラが出てくるゲームではなく、ポケモンオフィシャルのゲームなので、ピカチュウをはじめおなじみのポケモンたちが多数登場します。

ゲームは公園や街中を実際に歩き回りながらプレイします。遭遇するポケモンはランダムとなっていますが、たまに出会える色違いのレアなポケモンがいるなど、収集欲を刺激してくれます要素も。

オリジナルのポケモンでも好評の卵を育てて孵化させるシステムや捕まえたポケモンをフレンドと交換できる機能が用意されているなど、プレイしがいのある内容も特徴の1つです。

また、「ポケストップ」と呼ばれる、ポケモンを捕まえるためのモンスターボールを始め、さまざまな道具が手に入るスポットが実際の街中に設置されています。一例を挙げると、現在日本赤十字社の協力のもと、献血ルームがポケストップとなっています。ゲーム内では、たまごポケモン「ラッキー」の図柄で表示され、特別仕様のギフトが入手できます。

ゴールデンウィーク中には、日本一のポケモン GOプレイヤーを決める「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2022」のインターネット予選大会もあります(事前エントリー要)。

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ドラゴンクエストウォーク

国内を代表するRPGシリーズのドラクエにも位置情報ゲームがあります。「スマホをもって、ぼうけんにでかけよう」のキャッチフレーズからもわかるとおり、現実世界を歩き回って冒険を進めていくRPGゲームです。

オリジナルのドラクエと同様に、町の人からのクエストを進めたり、モンスターを倒して成長するなどの要素も入っています。また、目的地を設定できるのも特徴の1つです。

目的地は自分が好きな場所や行きたい場所を設定でき、到着するとアイテムがもらえるようになっています。この目的地は、距離が離れるほど入手できるアイテム量が増えるようになっているので、ゴールデンウィーク中に遠出をする予定がある人は、目的地設定をしておくといいでしょう。

また、ウォークモードも便利な機能です。ウォークモードをオンにして歩くと、自動でモンスターと戦ったり、HPとMPが回復する「かいふくスポット」に触れたりすることができるようになります。

歩いた結果を記録してレポートで確認できるライフログ機能(あるくんですW)もあり、ゴールデンウィーク中の健康管理にも活用できます。

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ピクミン ブルーム

不思議な生き物ピクミンが苗になってしまい、元の姿に戻して世界をピクミンの花で満たしていくゲームが『ピクミン ブルーム』です。ゲームでは実際に街中を歩き回って、ピクミンの苗やエキスを拾い集めて成長させ、ピクミンの花畑を広げていきます。

ピクミン ブルームは3つの要素からできています。

1つめは「歩いて増やす」。ピクミンの苗は歩くと成長します。大きくなったら引っこ抜いて。また歩いてを繰り返す要素です。2つめは「歩いて咲かせる」。ピクミンの花びらを集めて花うえしながら歩くことで、歩いたところに花が咲きます。3つめは「歩いてのこす」。その日の歩数や歩いた場所、撮影した写真を確認できます。

他プレイヤーとの戦闘や競争要素はないので、自分のペースでまったりと遊べるのも本作の特徴の1つ。また、「デコピクミン」と呼ばれる通常のピクミンとは異なる見た目のピクミン探しも面白い要素。4月にはお寿司屋で見つけることができるデコピクミンも追加されたばかりです。

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(文・辻英之)