30日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022・グループF最終節のライオン・シティ・セーラーズ(LCS/シンガポール)vs大邱FC(韓国)が行われ、1-2で大邱が勝利した。

この結果、グループFは勝ち点13で大邱と浦和レッズが並んだものの、当該成績で上回った大邱が首位通過。浦和は最下位の山東泰山(中国)との勝ち点を引いた場合、勝ち点7を稼いでいるため、2位チームの中での上位3チームに入ることが確定し、グループステージ2位通過が決まった。

試合は一進一退の攻防が続く中、26分にLCSが先制。後方からのロングボールを相手DFがクリア。しかし、これを拾ったソン・ウイヨンがボックス手前から右足一閃。弾丸ミドルがゴール左に突き刺さり、LCSが先制に成功する。

LCSがリードして迎えた後半だったが、早い時間に大邱が追いつく。

54分、左サイドからクロスを入れると、ニアでゼカが触れなかったものの、ファーサイドに飛び込んだイ・グノが体ごとゴールに飛び込みゴール。同点に追いつく。

勝てば首位通過が見える大邱が同点に追いついた勢いで押し込んでいくが、雨足が急激に強まる事態に。試合は続行されたが、ピッチ上では至る所に水溜りができ、ボールが全く転がらない状況に。シュートを打っても、水飛沫の方が多く上がる状況となり、76分に試合が中断した。

その後1時間ほど中断。その間に雨足は弱まり、ピッチ上の水溜りも水かきをされて片付けられて試合が再開した。

すると79分、大邱がビッグチャンスを獲得。右サイドからのクロスに合わせようとキム・ジンヒョクが競ろうとしたが、アミル・アドリ・ビン・アズミが掴んで倒しPKを獲得。これをゼカがしっかりと決めて逆転に成功。そのまま逃げ切り、1-2で勝利した。

ライオン・シティ・セーラーズ 1-2 大邱FC
LCS
ソン・ウイヨン(前26)
【大邱】
イ・グノ(後9)
ゼカ(後37[PK])

◆グループF 順位表
(勝ち点/勝/分/負/得/失/得失/試合数)

1:大邱FC 13pt/4/1/1/14/4/10/6
2:浦和レッズ 13pt/4/1/1/20/2/18/6
3:ライオン・シティ・セーラーズ 7pt/2/1/3/8/14/-6/6
4:山東泰山 1pt/0/1/5/2/24/-22/6

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