地上デジタル放送開発の第一人者である著者が、
今だから語ることができる隠された真実の数々――。

技術立国日本の再興へ向けて
地上デジタル放送開発の第一人者である著者が、
今だから語ることができる隠された真実の数々――。
若き研究者たちの指針となる「在るべき研究者の姿」と
技術管理者に必要な「マネジメント論」が詰まった一冊。

ガラパゴス”(国際規格に合わない独自の発達)と呼ばれた日本の技術。
そんな中、初めて海外で採用された地デジの開発は、一種の革命であった。
しかし、その裏には独りの研究者の50年に亘る苦悩と挑戦が隠されていた――。

コンピュータは早い時点でデジタル方式となった。電話もCDも早い時点で
デジタル方式となった。しかしハイビジョンのデジタル化は難しかった。
羽鳥光俊 東京大学名誉教授、国立情報学研究所名誉教授

挑戦的研究の成功には、組織の透明性確保が日本企業の共通課題。
研究者を志す学生、企業の研究者と技術者、改革を目指す技術経営陣への最適な書。
白井克彦 NTT取締役、元早稲田大学総長、元放送大学学園理事長

行政、企業、家庭もDX化あるのみ。CPE(顧客構内設備)のDX化、
我が国のDX化の経路依存性(青木昌彦先生)認識に必読の文献。
品川萬里 郡山市長、元郵政審議官





■目次

第1部:デジタル放送伝送方式の研究開発
第2部:「闘い続けて」


■著者紹介

山田宰(やまだおさむ
1944年生まれ
1967 年早稲田大学工学部電気工学科卒、NHK入社
1967年6月NHK 青森放送局技術部
1971年6月NHK 放送技術研究所勤務
1999年6月NHK 放送技術研究所所長
2002年6月NHK 退職、パイオニア株式会社入社
2009年4月早稲田大学客員教授
2009年6月専務取締役を経てパイオニア株式会社退職
2014年3月早稲田大学客員教授退職
工学博士、IEEE Life Member、IEEE フェロー、電子情報通信学会名誉員、電子情報通信学会フェロー、映像情報メディア学会名誉員
1970 年代からNHK 放送技術研究所において誤り訂正技術とデジタル放送の研究に従事、固定受信のTV 多重文字放送および移動受信のFM 多重放送(VICS、カーナビはこれまで7,200 万台普及)、地上デジタル放送、衛星デジタル放送の研究に従事実用化、誤り訂正機能を強化した光カードの国際規格化と実用化(米国とイタリアの移民カードとして使用)、1990 年代から地上デジタル放送の海外普及活動を推進、2000 年代から研究開発マネージメント論に注力
電子情報通信学会業績賞3回、功績賞、映像情報メディア学会著述賞、開発賞、業績賞、功績賞、C & C 賞、電波の日総務大臣賞、前島賞、科学技術長官賞、全国発明賞、井上春成賞、ブラジルSET(TV学会)Honoring Award、ABU(アジア放送連)Engineering Industry Excellence Award、ABU Engineering Award、東京都功労者表彰、電波功績賞、放送文化基金賞、ITU 協会賞その他デジタル放送ハンドブック(監修)、ESSENTIALS OF ERROR-CONTROL CODING TECHNIQUES(共著)、デジタル放送の技術とサービス(編著)、放送システム(編著)、Digital TV-ISDB-T(共著)など


■書籍紹介

書 名:創造と反骨の世界
著 者:山田宰
定 価:1870円(本体価格1700円)
発売日:2022年4月6日
判 型:A5判、233頁
発行元:株式会社幻冬舎メディアコンサルティング
発売元:株式会社幻冬舎
ISBN :978-4-344-93742-0


■販売サイト

・Amazon⇒https://www.amazon.co.jp/dp/4344937422
紀伊国屋書店ウェブストア⇒https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784344937420
・honto⇒https://honto.jp/netstore/pd-book_31600546.html


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