片付けても片付けても、仕事が多忙になると散らかりがちなデスク周り。

(参考:【写真】ガジェットがたっぶり入る「スタックバスケット」

 筆者のデスクも綺麗にしているつもりでも、いつの間にか本が山積みになっていたり、ヘッドフォンガジェット類がごちゃごちゃして探すのに手間がかかるときがある。棚を買おうにも、場所を取りそうで躊躇っているところだった。

 そんなときに見つけたキングジムスタックバスケット。スタッキングもできて、使わないときには邪魔にもならない優れた機能性を持っていた。

<在宅ワークの味方。デスク周りのごちゃつきを解決>

 キングジムから発売されている「スタックバスケット」は、一時置きや投げ込み収納におすすめの収納アイテム。「使わないときも使うときにも便利な収納」として、特にデスク周りで重宝している。

 筆者は在宅ワークなのだが、仕事部屋は狭いので棚を置く場所がなく、ガジェットデスク周りの小物類をどう収納しようか悩んでいた。引き出し付きの棚は便利だが、意外と収納力がなくて購入には至らず、できればさっと取り出しやすい収納が良いなと探していたところ、キングジムスタックバスケットを見つけた。まさに理想の形。ヘッドフォンウェブカメラ、コード類をどさっと入れてデスク横に置いている。

 物を探すときにも上から見ればひと目でわかるのも気に入っており、物を探すストレスも半減。A4サイズのファイルも収納可能な366mm x 340mm x 336mm(開いたとき)のサイズが、大きすぎず小さすぎず邪魔にならない。狭い仕事部屋の隅で活躍してくれている。

<スタッキングすることで収納もスペースも有効活用>

 そしてなにより「良いな」と思ったのが、スタッキングできるということ。2つあれば積み重ねて、1つのスペースで2倍の収納ができる。上にはよく出し入れするガジェット類や文房具類を、下にはあまり使わないCDやDVD、コードや書類などを収納している。

 色は黒とベージュの2色展開なので、色別にして収納するものを分けても良さそうだ。

 スチールのフレームも生地もしっかりしているので、グラつきや布のヨレもなく安定している。取っ手がついているので、移動する際にも持ち運びしやすい。

 また、折り畳むとコンパクトになるため、使わないときには家具と壁の隙間に入れておくことができる。後々邪魔になって処分や置き場所に困る、ということもなさそうだ。

<インテリアも損なわないデザイン性>

 生地はポリエステルでフレームはスチール製。アイアン調のシンプルながら品のあるデザインが、どこに置いてもインテリアを損なうことなく馴染んでくれるのが嬉しい。黒はフレームと同色なのでシックな重厚感ある雰囲気だが、ベージュは柔らかい印象があるので部屋によって色を選ぶ楽しさもある。

 また、いまは主にデスク周りのガジェット等の電化製品や書類等を収納するのに使っているが、今後生活スタイルが変わればリビングで膝掛けのブランケットを入れたり、衣類やおもちゃ等の一時置き、お客様を招いたときの荷物置きに使うのも良さそうだ。

 必要なときにさっと取り出して収納として使える、ものが増えてもスタッキングして邪魔にならないとシンプルながら優れた機能性。キングジムスタックバスケットを使い始めて、デスク周りがスッキリ片付いて自宅での仕事もスムーズになっている。久しぶりに買って良かったと思える収納アイテムだった。変わりゆく生活スタイルに合わせて有効活用でき、今後も長く使い続けていけそうだ。

 棚は買いたくないが収納は欲しい、狭いスペースを有効活用したい、使わないときにはコンパクトにしたいという希望をすべて叶えてくれたスタックバスケット。在宅ワークの必需品としてぜひおすすめしたい。

(文=カマタユキコ)

撮影=カマタユキコ