堀江貴文

ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が4日、自身のツイッターを相次いで更新。ゴールデンウィークの混雑に関連し、「普段有給休暇とかとって休めばいいのに」と普段からの有給取得を提唱した。


■GWは「混むから面倒」

同日の午前、堀江氏は「ゴールデンウィークってめっちゃ混むから面倒くさい」とツイート

続く一文で、「普通に普段有給休暇とかとって休めばいいのに」「学校とかも別に休めばいいでしょ」と、個々が休みを分散させることで混雑を緩和すべきだとの持論を展開した。


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■ユーザーの意見にも反論

これには「自分も同意見で実践してます」「取れるはずの有給が取れない雰囲気だから」と多くの共感が集まったのだが、中には「マイワールドの中でしか物事考えれない人」と厳しい意見を寄せるユーザーも。

すると、堀江氏はこれに対し「君らこそマイワールドに閉じこもってるやん。有給休暇制度はあるんだから活用すればピークシフトできるのに」などと反論。自身の主張をさらに詳しく説明した。

■有給が取れない人は「労基に通報」を

また、制度として有給があっても取得できない職場に勤めているというユーザーの悲鳴には、「それ違法なんで労基に通報した方がいいですよ」とアドバイス。

「最近は厳しいのですぐに改善すると思います」と続け、労働環境改善のため積極的に声を挙げるべきだと勧めたのだった。


■政府も議論していた休日分散

混雑緩和等を目的とした連休分散は、かつて政府でも検討された歴史が。民主党政権下の2010年には、ゴールデンウィークシルバーウィークを地域ごとに分散させる試案が発表され、秋の連休を分散させる法改正案もまとめられていた。

しかし、日本経団連をはじめとする財界は「他地域との業務に支障が出る」などと難色を示したほか、保守派から「祝日の異議が薄れる」「離れて暮らす家族の破壊につながる」といった反対も噴出。

有耶無耶のまま立ち消えとなってしまったが、再び議論のときに来ているのかもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太

堀江貴文氏、GWの混雑緩和に「有給休暇」を推奨 取れなければ「労基に通報」