新品ではないが、気に入った品をオークションで見つけ喜んで購入した男性。しかしその中から、なんと大量の紙幣が…。夢のような経験をした男性について、『Metro』などの海外メディアが伝えている。
■キッチンキャビネットを購入
ドイツで暮らす男性(50)が、インターネットオークションに出品されていた古いキッチンキャビネットを気に入り手に入れた。
しばらくすると手元に届いたため、さっそく中身を確認したところ、奥のほうに箱が2つ入ったままになっていた。取り出し開けてみると、大量のユーロ紙幣が詰められており、男性はとても驚いた。
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■大金を警察に届けることに
いきなり出てきた大金にショックを受けた男性は、箱を持って警察署へ直行。事情を詳しく伝え「調べてください」とお願いしたところ、対応にあたった警察官たちは男性の目の前で確認作業を開始した。
その箱の中には封筒もあったというが、開けてみたところやはり紙幣がぎっしり詰まっていたという。総額は、約15万ユーロ(2,000万円超)であることが明らかになった。
■元オーナーの特定に成功
警察はすぐに捜査を開始し、キッチンキャビネットの元オーナーの特定に成功。かつての所有者は超高齢の夫婦だったというが、妻は91歳で老人ホーム暮らしで、夫はすでに他界していた。
そういう事情で夫妻の家が空き家になったことから、家族が整理を始め、孫が家具を出品していたことも明らかになった。
■発見者も一部受け取ることに
キッチンキャビネットを出品した孫も、「中から大金が出てきた」という知らせにずいぶん驚いたようだ。さっそく地元メディアの取材に応じ、「(お金があることは)まったく知りませんでした」と話している。
発見者となった男性は、出てきたお金のうち3パーセントを受け取る予定だという。いきなり大金を手に入れることになった男性だが、使い道など今後の予定は明かしていない。
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