今田美桜が主演を務めるドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の第4話が5月4日に放送された。男女格差に麻理鈴(今田)が直面するなか、ついに憧れの“T・Oさん”(向井理)に再会。さらに、麻理鈴への恋のフラグが他にもあったことが反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)

【写真を見る】麻理鈴(今田美桜)と仲良しの清掃アルバイト・山瀬(高橋文哉)

■世界的ゲームデザイナー役で冨永愛がゲスト出演

同ドラマは、「BE・LOVE」(講談社)で1997年まで連載していた深見じゅんの人気コミックが原作。1992年には石田ひかり主演でドラマ化されており、“令和版”として30年ぶりに物語が繰り広げられる。

主人公は、ポンコツだけどポジティブな新入社員・田中麻理鈴(まりりん)。先輩社員・峰岸(江口のりこ)の言葉をきっかけに、職場の問題を解決しながら、こずるく楽しく、成り上がっていく姿を描く。

入社前に運命の出会いを果たした“T・Oさん”(向井)に近づくため、出世を目指す麻理鈴。第4話では、峰岸の差し金で125周年プロジェクトに参加することに。周年プロジェクトが出世の登竜門だと知った麻理鈴は張り切る。

プロジェクトでは、小野(鈴木伸之)がリーダーを務め、小野の同期でエンジニア部の川端(近藤春菜)が発案した企画が進行。麻理鈴は、川端の念願であった世界的に有名なゲームデザイナー・鬼丸(冨永愛)とのコラボなのに、小野がリーダーを務めることに違和感を抱く。

■男女格差がテーマ。解決策は“手押し相撲

第4話のテーマは“男女格差”。女性らしさ、男性らしさという価値観にとらわれ続ける小野が原因で、鬼丸は降板し、川端もプロジェクトを降りることに。

そんな小野を変えたきっかけは、峰岸の「気遣いはタダ」という言葉と、麻理鈴との手押し相撲手押し相撲は、峰岸が「押してダメなら引いてみる。力の強さ、体の大きさは関係ない。男でも女でも対等に戦える」と麻理鈴に教えていたことだった。

■麻理鈴の恋模様は四角関係に?

プロジェクトは再始動し、社内プレゼンを迎えることになると、麻理鈴は遅刻しないために会社に泊まり込んだ。その翌朝、麻理鈴はまだ誰もいないと思っていた社内で、T・Oさんと再会。自分のことを覚えていてくれたことに喜びを爆発させた。

ところが、麻理鈴に思わぬ恋の矢印が。ラストで、麻理鈴が女性を狙う“ぶつかりおじさん”のターゲットになり、近くにいた小野がその男をつかまえようとしたとき、はずみで麻理鈴が階段から落ちてしまった。病院に運ばれた麻理鈴は無事だったが、夢の中でT・Oさんとハグしていたが、実際には病院に付き添った小野をハグ。小野は、寝言の「あなたが好きです」に驚きつつ、抱きしめ返した。

麻理鈴と犬猿の仲だった小野の変化。また、麻理鈴の会社で清掃のアルバイトをする山瀬(高橋文哉)が麻理鈴を意識している描写もあった。

「#わるドラマ」がTwitterのトレンド入りし、「まさかの四角関係」「山瀬くんがんばれ」「次回より恋愛模様がさらに増えそうで、それにも期待」といった投稿が寄せられた。

次回、第5話は5月11日(水)に放送。麻理鈴は、課長の三島(山口智充)が率いる営業四課への異動が決定。そこは効率化重視のため残業禁止で、さらに仕事に支障が出るからと課内恋愛も禁止だった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

憧れの人を思ってキュートな笑顔を見せる今田美桜“麻理鈴”/ (C)NTV