5月4日(水・祝)、B1リーグ23節の代替試合が行われ、シーホース三河は茨城ロボッツと対戦した。

1Qからシェーファーが大爆発。着実に得点を重ねた三河が9点リードで前半を終える。後半、一時、茨城に追い上げを許すも、ガードナー、ローレンス Ⅱがともに11得点をあげるなど、攻撃を牽引。今季チーム最多得点となる110得点で見事勝利した。

シェーファーは、キャリアハイとなる31得点。ローレンス Ⅱが25得点、ユトフが19得点17リバウンド、ガードナーが17得点8リバウンド8アシストを記録。

―試合結果―
2022年5月4日(水・祝)
茨城 ● 98 – 110 〇 三河
(三河通算成績 30勝21敗)

1Q 茨城 24–31 三河


シェーファー 3Pシュート3本を含む13得点の大爆発

スターティング5は、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

茨城#21ジェイコブセンに先制点を取られるも、#54ガードナーのポストアップから#32シェーファーが3Pシュートをしっかりと沈め、#54ガードナーのスティールからファストブレイクに転じて#32シェーファーがフィニッシュ。さらに#9ローレンス Ⅱのドライブ、#32シェーファーの3Pシュート、#19西田の1on1と快調に得点を伸ばし、開始4分に#19西田がスティールしてそのままプッシュし14-6と主導権を握る。

茨城は#2福澤の3Pシュートなどで対抗するが、#54ガードナーを起点に#32シェーファー、#19西田が立て続けに中のスペースを突いて、点差を9点に広げる。

茨城に連続で3Pシュートを決められ3点差に追い上げられるが、#54ガードナーのアタック、#32シェーファーの3Pシュートと確率良く決めてリードを渡さない。残り42秒に茨城#21ジェイコブセンの連続得点で再び3点差に迫られるが、#14ユトフのゴール下、#18角野のファストブレイクで7点差に突き放す。

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2Q 茨城 49–58 三河(茨城 25–27 三河)


シェーファー 勢い止まらず、前半22得点

スタートは、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#14ユトフ、#18角野、#32シェーファー。

#32シェーファーのゴール下、#14ユトフのフェイダウェイで先手を取る。茨城は#25平尾、#8 多嶋の連続3Pシュートで反撃するが、#14ユトフのオフェンスリバウンドを#32シェーファーが決め、流れるようなパスワークから#9ローレンス Ⅱがフリースローを獲得。#32シェーファーが4本目の3Pシュート、ミドルシュートと連続得点を挙げてリードを二桁に広げる。

その後も#15根來の3Pシュート、#54ガードナーのアタック、#14ユトフのミドルシュートと得点のペースが落ちず、残り4分半に15点のリードを奪う。#4細谷のフリースロー、#54ガードナーの1on1で得点を重ねるも、終盤茨城に3Pシュート攻勢を浴びて、9点リードで前半を折り返す。

3Q 茨城 76–89 三河(茨城 27–31 三河)

ガードナー、ローレンス Ⅱがともに11得点、攻撃を引っ張る

スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

茨城#11タプスコットのバスケットカウント、#21ジェイコブセンのフリースローで5点差に詰められるが、#54ガードナーがパワフルなバスケットカウント、巧みなユーロステップ、リバウンドからのワンマン速攻と9得点を積み上げ、点差を二桁に戻す。

茨城#55谷口の連続3Pシュートで追い上げを許すも、#32シェーファーの5本目の3Pシュート、#54ガードナーのリバウンドで押し返し、二桁点差を挟んでの激しい点の取り合いが続く。

茨城#22 ゴメス デ リアニョに連続で3Pシュートを決められるが、#18角野のブロックショットから走って#9ローレンス Ⅱがダンクを沈め、終了間際に#9ローレンス Ⅱがバスケットカウントをもぎ取って、13点リードで最終Qを迎える。

4Q 茨城 98–110 三河(茨城 22–21 三河)

追撃を振り切り、今季最多得点で圧勝

スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#14ユトフ、#18角野、#32シェーファー。

#14ユトフのリバウンド、#9ローレンス Ⅱのドライブで18点のリードを築く。

茨城#55谷口の3Pシュート、#11タプスコットのバスケットカウントで食い下がられるが、10点差で持ちこたえ、#32シェーファーのゴール下、#14ユトフのドライブで再び攻撃のギアを上げる。それでも茨城は#55谷口の連続得点で最後まで粘りを見せるが、#14ユトフ、#9ローレンス Ⅱのダンクでセーフティーリードを保ち、110–98 で押し切った。

■シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木 貴美一 試合後コメント

茨城さんは8人しかいない状態で、ファウルトラブルもあり非常にタフな状況だったかと思います。

そんな中で我々もしっかりと抑える意識で臨んだのですが、やはり3Pが素晴らしかったという一言に尽きます。

このタフな状況の中でも最終的に試合は勝ててホッとしているのですが、相手の茨城さんの出来が良かったと思います。


今季チーム最多110得点で快勝!B1リーグ・三河、オフェンス爆発