レストラン

たまにはひとりで食事をしたい日もあるだろう。ある女性もふらりと好物を食べにレストランに行ったが、「連れがいない」という理由で店には入れてもらえなかった。まさかの経緯、また店側の主張などについて、『The Sun』などの海外メディアが伝えている。


■食事がしたかった女性

先日のこと、イギリスで暮らす女性の校長が仕事帰りに人気のピザ屋に寄ろうと考えた。その日はたまたまひとりだったというが、連れのいない外食には慣れているため、有料駐車場に車を停めてさっそくレストランに向かったという。

しかしいざ入店しようとしたとき、女性は警備スタッフに声をかけられ、意外な質問を受けて驚いた。


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■入店拒否された理由

「レストランで、誰かと待ち合わせているのですか」と聞かれた女性は、「いいえ」「私ひとりです」と答えた。すると警備スタッフは「では入店を許可することはできません」と言い、店に通すことを拒否したそうだ。

「(女性のおひとり様である)あなたの入店を許したら、ひとりで来る男性の入店も許可しなくてはならなくなる」と警備スタッフに言われ、女性はそのまま帰るはめになったという。

だが「ひとりで来る客が悪質・危険」という理論は成り立たない。女性はこの経緯をメディアに明かし、「まるで納得できない」と怒りをぶちまけた。

■店側の主張は意外にも…

「私は校長です」「きちんとした身なりだったし、酒に酔っていたわけでもありません」という女性は、食事がしたかっただけであることを強調した。

また警備スタッフの態度を批判し、「ショックを受けました」「(あのような目にあうなんて)信じられません」ともメディアに語っている。

この件について取材を受けた店側は、「おひとり様を店に入れないポリシーは当店にはございません」とコメント。さっそく調査を始めたことも明かした。


■HPからは予約可能と判明

店のHPにも「おひとり様は入店不可」という記載はなく、ネットで1人用の席を予約することも可能だ。にもかかわらずスタッフが対応を誤ったせいで、「女性を門前払いにした」として店名まで現地メディアに報じられ、オーナーも大変困っているに違いない。

なお、新型コロナウイルス蔓延を機に「外食するならひとりで…」という人も増えているというが、中にはコストを考慮し「おひとり様はお断り」と決めている飲食店もある。行く前に、とりあえずHPなどで確認しておくほうが無難かもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

「おひとり様お断り」と入店拒否したレストラン 門前払いの女性校長が店を痛烈批判