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人気沸騰のクーペSUVに新型車

プジョーは、ハッチバックの308とクロスオーバーの3008の間に位置する新型のクーペSUVを開発中だ。両モデルとプラットフォームを共有すると考えられ、内燃機関と電動パワートレインが採用される可能性が高い。

【画像】新型プジョー4008【ライバルのクーペSUVと写真で比較】 全87枚

プジョー308ベースとする新型車は、現在欧州の公道でテスト走行を実施している姿が目撃されている。そのスパイショットから、従来のクーペ、セダンSUVモデルから影響を受けたスタイルが採用されていることが伺える。

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次期プジョー4008と思われるプロトタイプ    AUTOCAR

308の「EMP2プラットフォーム」は、通常のエンジンだけでなくプラグインハイブリッド・システムの搭載が可能で、スパイショットではリアに充電ポートが備わっていることからわかるように、後者のパワートレインのテストが行われている。

新型車は、プラグインハイブリッド、1.5Lディーゼル、1.2Lガソリンなど、308と同様のパワートレイン・ラインナップになると予想される。また、完全電動モデルも用意されるはずだ。まもなく発売される新型EVのe-308は、最高出力156psと最大トルク27.5kg-mを発揮し、54kWhのバッテリーで約400kmの航続距離を実現する見込みだ。

新型車には、おそらく「4008」という車名が与えられるだろう。シトロエンC5 Xとほぼ同じ大きさで、ルノーアルカナフォルクスワーゲンTロックなど人気モデルのライバルとなるはずだ。EVの「e-4008」は、ヒョンデ・アイオニック5やボルボC40のライバルとなりうる。

このプロトタイプが発見される前、プジョーリンダジャクソンCEOは、3008のクーペスタイルを導入する計画はないと述べていた。

ジャクソンCEOは2月、AUTOCARの取材に対し、「当社はコアモデル戦略、つまり利益のボリュームのある主要モデルに取り組んでいます」と説明している。

新型車のデザインの詳細は、テストが進みカモフラージュが剥がれ始めると明らかになるが、すでに特徴的な「牙」のようなランニングライト、シャープなヘッドライト、フロントオーバーハング、そしてインテリアでは「iコクピット」など、最新のプジョーモデルに近い外観になることは明白である。


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