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デロリアン復活? 現代的なスーパーカーか

デロリアン・モーター・カンパニーは、5月31日に新型EV「デロリアンEVolved」を発表する予定だ。8月にはペブルビーチで一般公開される。

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名前の由来となった1980年代スポーツカーデロリアンDMC12とはまったく異なるデザインを採用する見込みで、伝説的な車名へのオマージュは、ほんのわずかなものになるようだ。

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新型デロリアンの予想レンダリングCG    AUTOCAR

今年初めに公開された予告画像では、シャープなリアデッキに空気の流れを整えるルーバーを備え、リアフェンダーが車体側面から大きく張り出していることが確認できた。また、未来的なリアライトの上部には、可動式リアウィングが収まっているように見える。

1995年デロリアンの商標権を取得して以来、デロリアン・モーター・カンパニー(本社は米テキサス州)は、新型車についてほとんど情報を発信してこなかった。また、車名についてもまだ正式に決定しておらず、最終的な公開までお預けとなっている。

イタルデザインも開発に強力

同社は最近、SNS上でデロリアンDMC12を現代風にアレンジしたモデルの発売を予告している。「EVolved」や「Luxury」といったハッシュタグからは、1981年のオリジナルモデルよりも高級感を強調したEVになることが伺える。

同社がDMC12の復活計画をほのめかしたのは、今回が初めてではない。発売から40年を迎えた昨年、デザイン会社のイタルデザインが同様の予告画像を公開し、このプロジェクトに協力していることを示唆している。

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公開されている新型デロリアンの予告画像    デロリアン・モーター・カンパニー

イタルデザインは、初代DMCの特徴的なステンレス製ボディの造形を担当した自動車デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロが設立した会社である。

新型車がオリジナルデザインに忠実な無塗装ステンレスになるかどうかは不明だが、少なくともガルウィングドアは採用することになるだろう。

パワートレインの供給元も明らかにされていないが、注目すべきはイタルデザインの動向だ。同社は最近、英国のウィリアムズアドバンスド・エンジニアリングとパートナーシップ契約を結び、少量生産メーカー向けにオープンソースのEVプラットフォームを共同開発することになったのである。


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