子供の身体を100万年も進化させた!?進歩した遺伝子医療は、子供の遺伝子改良が親の義務でもある、そんな未来人世代と呼ばれる未来にタイムスリップしてしまった、無冬季(@After_man_gene)さんの『平成原人』紹介する。

【漫画】平成生まれが原人レベル!?「平成原人」が「未来人」に勝つ方法とは?

■未来では学年トップも役に立たない!?

未来人世代」と呼ばれる時代に放り出された平成生まれの青年。全てにおいて学年トップだったはずが、未来人世代ではフィジカル面でも学力面でも全く歯が立たない。それもそのはず、未来では子供の身体能力を遺伝子操作することが義務づけられていて、ツノやハネが生えた進化体で生まれてくるのだ。

座学だけなら絶対に負けない!と豪語していた青年は、しかし未来では「英語」ですら翻訳機能の精度がアップし、授業の必要がなくなっていた。

どんなに努力しようとしても「無理」「無駄」と言われ、「平成生まれ」であることを「ヘイセイゲンジン」とからかわれる始末。努力することは大切だけれど、努力することが生きるモチベーションになっているのなら、別の生きがいを見つけるべきだと諭されてしまう。

一日で心がズタボロに折れてしまった青年。悔しくてでも諦めきれない気持ちを抱えていたとき、突然、謎の飛行物体に乗った人物が現れる。

平成生まれの人間を「全方位型」と呼び、未来人を「特化型」というその人物が青年に味方してくれると言うのだ。その人物の企みとは?「力になりたい」と言う言葉は本当なのか?

「特化型」である未来人に勝てる日はくるのか?本作は前編・中編・後編の3部作でお届け。次回は5月下旬配信予定だ。

画像提供:無冬季(@After_man_gene)

自信があった走りもツノやハネが生えた特化型の未来人世代には到底叶わない/画像提供:無冬季(@After_man_gene)