ケイティ・ペリーが、ジェレミー・ザグ監督の新作ミュージカルアニメ映画Melody』の主役の声優を務めることが明らかになった。2022年5月10日に彼女は、自身が演じるキャラクター、メロディのビジュアルを初公開した。

 ケイティは、バブルガム・ピンク色の髪をしたキャラクターが寝室にいるスナップショットを投稿した。そのキャラクターは、架空のローリング・ストーン誌の表紙を飾るローズ・ステラーというポップ・スターのポスターが壁一面に飾られている部屋でギターを弾いている。2枚目の画像では、憧れのスターのポスターを切なそうに見つめ、3枚目の画像では、カラフルに光る音符が舞う中、メロディが歌っている様子が描かれている。

 ケイティが本作の主役を務めると発表した米誌デッドラインは本作について、「メロディは心優しく、自分に自身が持てないシンガーで、彼女を破滅させると誓った嫉妬深く意地悪なポップ・クイーン、ローズ・ステラーの邪悪な計画を克服しなければなりません。ニューヨークを背景に、メロディは観客を歌と笑いの壮大な冒険へ連れ出します。ほかのシンガーと彼女が違うところは、持ち味である魔法の力を持つ7つの音符で、彼女を道徳的に導く役割も果たしている」と、簡単なあらすじを紹介している。

 ケイティは本作のために曲を書いてパフォーマンスもする予定で、共同プロデューサーも務める。製作にはほかに、Cross Creekを代表してタイラートンプソンジェレミー・ザグ、マイケル・グレイシー(『グレイテスト・ショーマン』『Ladybug & Cat Noir: Awakening 』)が関わっている。

 このミュージカル・アニメについて彼女は、自信が持てない自分自身の葛藤の一部を本作が映し出しており、それがこの役を演じることになった大きな要因だと明かしている。デッドラインに対し彼女は、「私はいまだに自信が持てなくて悩んでいる37歳の女性です。誰だって自信なんてないということが分かってきましたし、そうでない人は、そのせいで何かネガティブな特徴を持っているのではないかとさえ思うようになりました。私はアニメーションの世界が大好きで、娘が2歳になったこともあり、以前にも増して没頭しています。“Melody”と彼女のキャラクターに共鳴したのは、自分に自信を持つことに関係する全体的なストーリー展開です。私の子どもが恐れずに、自信を持って、勇敢になれるような土台を作るには、このような強いエンパワーメントをテーマにした作品はいくらあっても足りないと実感しています」と語っている。

ケイティ・ペリー、ミュージカル・アニメ『Melody』に主演&楽曲提供