“ロボガ”の愛称で親しまれているアニメ『ロボットガールズZ』初日舞台あいさつが31日、東京・新宿バルト9で開かれZちゃん役・本多真梨子、グレちゃん役・水瀬いのりグレンダさん役・荒浪和沙、ガラダちゃん役・森下由樹子、ダブラスちゃん役・東山奈央、ガイちゃん役・高岡香、ダンダン役・喜多丘千陽、バラたん役・辻あゆみが登壇した。

 「本家本元が本気でパロディをやっているからこそ面白い!」「機械獣少女のやられ具合が病みつきになる=フルボッコ萌え」と斜め上を行く人気を誇る本作がついに劇場上映。

 今回DVD&Blu-ray用に制作された新作『白熱!超銀河大戦争』を加えた映像を上映することとなるが、新作映像は、以前アニメ化記念として実施した「フルボッコにされたいキャラクター募集キャンペーン」で選ばれた神戸新聞HPで掲載された求人広告のイラストでなぜか人気に火がついたキャラクター・いまいち萌えない娘と、“偽物感”が受けアパレルブランドや海外ライセンスコラボするという無謀な暴走を続けるコレジャナイロボが劇中に初共演することとなり、そのコスプレイヤーと着ぐるみも登場することとなった。

 女性声優8人と華やかなイベント。水瀬、荒浪とともにリボンをイメージカラーで合わせて登場した本多は「とうとう劇場に来ました!」と、大喜び。同日には横浜の劇場でも舞台あいさつがあったが、チームZが全員そろったのは新宿となったことから、水瀬は、「やっとそろったよね!」と、笑みがこぼれた…ものの、荒浪が「新宿の舞台の方が立ちやすいよね」とコメントすると、本多は「横浜馬鹿にするな!」と、ピシャリと本気の声を出し、荒浪は「すいません。違いました」と、速攻で訂正し場内のファンから笑いを誘っていた。

 初日とあって作品のイチオシシーンは?という質問がされると、辻は、水瀬に一歩前に出るように強要。ガクブルする水瀬が一歩前に出て、辻は「いのりちゃん演じる本編の中ではお菓子を争ってバンバンバンと叩くシーンがあるんです」と言い出し、水瀬に這いよることに。水瀬の前に立った東山が辻を体を張って止めようとしたが、辻は水瀬の前に立つとハグで、またも場内を盛り上げていた。

 続いて、「いーっぱいあるんです」という荒浪は人前で言うには少々恥ずかしい劇中のセリフを連呼することとなり、本多は、「うちの親が舞台あいさつ観に来てるからそんなこと言わないで!!」と懇願すると、荒浪も「言いたくなかったよ!うちも両親来てるんだから!」と、掛け合い!

 しかし、その空気は止まらず東山が、劇場版に追加されている各話の間のダブラスちゃん出演の部分で、「Zちゃんが押し倒されて『何してるの~?』って言うところの部分なんですけど…、記者さんがいっぱいいるからそこを大きく使われちゃうから~!」と、言えないもどかしさに地団駄を踏みつつも、うまく回避する姿を見せていた。

 ほかにも、いまいち萌えない娘は、本作出演について、「すごい、素晴らしいイマイチっぷりやなと。フルコース食べていたらうまい棒出てきたみたいな感じで」と、喜ぶことに。一方、香港から駆けつけたというコレジャナイロボは、コメントすることはできないにもかかわらず、無理やりコメントさせようと本多が迫ったが、近づいて“中身”の正体を知り、「結構、偉い人だった」と、恐縮気味だった。

 最後に、代表して本多がラストのあいさつをすることとなったが、水瀬と東山がダブラスちゃんパペットで本多をつついたり、荒浪が辻とふざけあったりするという自由な空気になり「お前らなぁ!」と、ツッコミを入れ一度空気を入れ替えつつ、「ロボットガールズZは、いろんな美少女をフルボッコにしていきたいと思っています。これからもみなさんの応援で続くかもしれないので、ぜひぜひよろしくお願いします!」と、続編への可能性を伺わせその場を後にしていた。

 アニメ『ロボットガールズZ』は同所など全国10館で上映中!

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ロボガの初日舞台あいさつが開かれた