トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが、途中交代に不満があったことを認めつつ、問題はないことを強調した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ソン・フンミンは12日に行われたプレミアリーグ第22節延期分のアーセナル戦に先発出場し、チーム3点目となるゴールを記録するなど、3-0での快勝に貢献。“ノースロンドンダービー”を制した結果、5位トッテナムは4位アーセナルとの勝ち点差を「1」に縮めることに成功した。

 この試合でも得点を挙げたソン・フンミンは直近のリーグ戦12試合で12ゴールを挙げるなど、今季通算21ゴールを記録。現在得点ランキングで首位に立つリヴァプールエジプト代表FWモハメド・サラーまで1ゴール差まで迫っており、得点王に輝く可能性も浮上している。

 そんな影響もあってか、72分に途中交代となった際には不満げな表情を見せていたソン・フンミンは試合後、「もちろん、僕は常にプレーしていたい。でも、これは監督の決断で、受け入れるしかない。彼は日曜日に重要な試合があると言っていた。それが(交代の)理由だよ」と不満があったことを認めつつ、問題がないことを強調した。

「明らかにたいしたことではない。その瞬間も怒ってはない。ただ、交代となってがっかりしたというだけだ。でも、日曜日に違う試合があるので、もう前を向いている」

「ただプレーを続けたかっただけだ。数的優位に立っていたからといって100パーセントゴールが決められるわけではない。それでも、ただプレーしたかっただけなんだ。日曜日にはとても重要な試合を控えているので、僕は準備する必要がある。しっかり準備して、回復して、チームを助けないといけない」

途中交代に不満げな表情を見せたソン・フンミン [写真]=Getty Images