負傷中のクロアチア代表MFマテオ・コバチッチに関してチェルシーに朗報が届いた。

11日に行われた延期分のプレミアリーグ第33節リーズ戦で負傷したコバチッチ。MFダニエル・ジェームズのスライディングタックルを左足首に受けて、続行不可能となった。

その試合は3-0の快勝を収めたものの、懸念は14日に控えるリバプールとのFAカップ決勝。MFエンゴロ・カンテが直近3試合欠場中の中、リーズ戦で先発したMFジョルジーニョもケガ明けと、中盤に一抹の不安があった。

翌日に今季唯一のタイトルが懸かった重要な一戦が控える中、公の場に登場したトーマス・トゥヘル監督がコバチッチの状態について報告。出場できる可能性があるようだ。

「今日試してみて、明日様子を見てみる。このような状況でかなり驚くべきニュースだが、マテオは試合に向けて前向きな姿勢だ」

メディカル班も練習参加に青信号を出している。靭帯は前回のケガですでに切れており、新しい傷ではない。ただ、重い痛みと腫れがあるため、時間が解決してくれることを願っている」

トゥヘル監督はまた、カンテもトレーニングに復帰したことを報告。万全の状態ではないとしながらも、決勝戦に出られる可能性は高いようだ。

「彼もまた試験中の身だが、昨日のトレーニングでは多かれ少なかれすべてをこなした。今は再発しないことを祈っている。移動と疲労のため強度の高いトレーニングではなかったが、今日も改めて試してみるつもりだ」

「彼はとても熱心で、100%の状態でトレーニングに参加できることを望んでいる。我々にとっては非常に重要であり、リスクを負うべき瞬間でもある」

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