人気漫画家車田正美氏の“未完”の大作『男坂』が、「週刊少年ジャンプ」(集英社)での連載終了から30年の時を経て、連載再開となることがわかった。

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 『男坂』は、『リングにかけろ』『聖闘士星矢』などの大ヒット作を手掛ける車田氏の連載第4作目として「週刊少年ジャンプ」84年32号(84年7月10日発売)からスタート。喧嘩の天才で一匹狼、計り知れない器量の大きさゆえ“太陽のような男”と称される菊川仁義を主人公に、彼の男気に惹かれた硬派たちが「仁義軍団」を結成、海外からの脅威に立ち向かう熱血漫画。

 「俺はこいつを描くために漫画家になった!」と車田氏が言い切った本作であったが、連載開始からわずか半年の同誌85年12号で、コミックスを3巻刊行し未完のまま連載を終了。
 
 2日発売の「週刊プレイボーイ」24号に掲載されている車田氏のインタビュー記事では「まずは8話『北の大地編』を描くことで30年前のケジメをつける。その後は読者の反応次第」と語っている。つまり、まずは自分自身、そして読者へのケジメをつけるため、未完で終わった「北の大地編」を完結させることを明言。その後については、読者からの反響次第という意向のようだ。
 
 今回の『男坂』連載再開のほか、6月2日から7月20日までの期間限定で車田氏の作品のデジタル版指定巻27冊を100円にて、「ジャンプBOOK ストア!」ほか主な電子書店で順次販売することも決定した。『男坂』は、6月9日より「週プレ NEWS」にて毎週月曜日に無料配信。

『男坂』が30年の時を経て、連載再開!(C)車田正美/集英社