子供・マラソン・かけっこ・ランニング

子供の体力は凄まじいものがある。広場や公園を思い切り走り、ノンストップで遊び、大人をひたすら驚かせる。そんな中、ある家庭が幼い息子をフルマラソンに出場させたとして、世間や専門家から「やらせすぎだ」と非難を浴びている。アメリカの『CBS』や『TODAY』が報じた。


■アウトドア系インフルエンサー

問題となっているのは、アメリカケンタッキー州のカミ・クロフォードさんと夫のベンさん。家族でのキャンプやハイキングの様子などをYouTubeインスタグラムにたびたび載せ、アウトドアインフルエンサーとして人気を集めていた。

そして今月初め、オハイオ州のシンシナティ市で開催された『ザ・フライング・ピッグ・マラソン』という大会に出場。ここで物議を醸してしまった。


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■8時間以上かけ完走

42.195kmという途方もなく長い距離を走るマラソンに、なんと6歳の息子レーニアくんも参加させたクロフォード夫妻。インスタグラムには「後半になると、レーニアは3分ごとに泣き、休みを求めてた」とつづられている。

だが「最後まで頑張ったら、大好きなプリングルスの詰め合わせを買ってあげるよ!」と励まし続け、8時間35分をかけ、ついに親子は完走したという。

■相次ぐ批判に夫妻は…

これには大会の出場者や世間から、「虐待では?」「まだ幼い子供にフルマラソンをさせる親がいる?」「彼らはユーチューバー視聴者稼ぎが目的だ」と多くの非難が相次いだ。

この点について、クロフォード夫妻は「大会前に息子には何度も出場の意思を確認した」と釈明。競技中に棄権を提案したこともあったが、レーニアくん本人が「最後まで頑張る」と言い張ったとも主張している。


■深刻な健康上のリスクも

医療専門家によると、身体の発達が未熟な子供に、過度な疲労や負荷を与えることは身体的なストレス、成長面や健康面でのリスクに繋がる。吐き気、嘔吐、発熱などを起こすことが懸念されるうえ、より深刻な病気の発症の引き金になることもあるという。

また大会の主催者は、「18歳以上」と年齢制限を示していながら、見るからに幼いレーニアくんの出場を許可していた。事実を認め謝罪しているが、こちらにも批判の声が殺到している。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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