頭が臭う!それは間違ったヘアケア方法が原因!正しい対処法とは?
頭が臭う!それは間違ったヘアケア方法が原因!正しい対処法とは?

頭皮は、体の他の部分に比べて皮脂腺や汗腺が多いため皮脂量が多いです。

そのため、髪がムレやすく細菌が繁殖しやすい条件が揃っており、汚れやすくなりやすいんです。

シャンプー、コンディショナーやすすぎ残しで汚れが十分に落としきれていないと、洗い残した皮脂や汗などを栄養にして細菌が繁殖し、頭皮の炎症に繋がります。

そして皮脂が空気で酸化されて、過酸化脂質という「悪玉の脂」に変化して、悪臭を発したり頭皮を刺激してかゆみや炎症をおこします。

頭のにおいの原因と対処法は?

シャンプー後頭皮を覆う皮脂の量は通常1~2時間程度で元通りになります。

毎日洗っている方でも以下のことに気をつけて洗いましょう。

すすぎが足りない

頭皮にシャンプーやコンディショナーが残っていると、毛穴に皮脂や汗を詰まらせて酸化してにおいが発生します。

【対処法】
頭皮に対し垂直にシャワーヘッドをあて、38℃~42℃くらいのお湯で丁寧にすすぐようにしましょう。

洗い過ぎ

洗浄力の強すぎるシャンプーで洗う事で、必要な皮脂を取ってしまい「あぶらが足りない」と判断した皮脂腺が、どんどん皮脂を分泌してにおいが発生します。

【対処法】
自分の頭皮、髪にあったシャンプー剤を選ぶようにしましょう。

汚れがひどい時は2度洗いまでにし、それ以上回数を増やさないようにしてください。

髪を乾かさずにそのままにしている

頭皮にいる細菌が繁殖しそれが皮脂の成分を分解して、においが発生するのです。

頭皮を刺激し、かゆみ、フケ、炎症の原因にもなります。

【対処法】
タオルドライでしっかり頭皮の水分を取りましょう。その後ドライヤーで根元→毛先の順に乾かしてください。

ストレスや食事

過度なストレス、あぶらの多い食事などは皮脂の分泌を増やし酸化してにおいを発生させる原因のひとつになる事があります。

【対処法】
規則正しい生活、動物性脂肪の過剰な摂取に気をつけましょう。

皮脂は頭皮と髪を保護する天然のバリアです。

皮脂のバランスを整え頭皮を健康な状態に保ちましょう。

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