今夏の退団が噂されているマンチェスター・ユナイテッドフランス代表MFポール・ポグバ(29)だが、古巣に戻る可能性が高いと見られている。

ユナテッドの下部組織で育ったポグバは、フリーで2012年8月にユベントスへと完全移籍。セリエAで自身の才能を遺憾無く発揮し、世界的な選手へと成長すると、2016年8月に当時の世界最高額となる8930万ポンド(約133億円)でユナイテッドに戻っていた。

タダで売却した選手に大金をはたいたユナイテッドポグバは随所にその才能を見せる一方で、ケガが多いことなどもあり金額に見合った活躍はできていないとされてきた。

今シーズンも公式戦27試合の出場に終わり、1ゴール9アシスト。契約最終年となるが、クラブは高級取りということもあり、契約延長するつもりはないようだ。

フリーでの移籍となるポグバだが、イングランドのクラブは契約が満了するまで交渉が不可能。一方で、国外クラブは交渉が可能となっている。

イギリススカイ・スポーツ』によると、16日には古巣であるユベントスラファエラ・ピメンタ氏との会談を予定しているという。

ピメンタ氏は、ポグバの代理人であり先日急逝したミーノ・ライオラ氏と18年間働いた弁護士。一流の選手たちを顧客にしていたライオラ氏の後を継ぐ事になっていた。

ただ、ポグバに関しては、レアル・マドリーパリ・サンジェルマン(PSG)との対話も続けており、プレミアリーグのクラブに残る可能性もある。

また、クラブからの契約延長の打診はないものの、退団する前に新シーズンから指揮を執るエリク・テン・ハグ監督とも話しをする可能性があるとのこと。いずれにしても、シーズン終了まで一気に話が動くということはなさそうだ。

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