
この記事をまとめると
■クルマにまつわる覚えておきたい数値を紹介
■車検証に記載されている数値を覚えておくと不足の事故防止に繋がる
■タイヤサイズの数字を覚えておくと買い換える際に買い物がスマートにできる
数字を覚えることは不注意による事故防止にも繋がる
車検証やカタログの諸元表を見ると、たくさんの数字が記載されているが、こうした各種の数字の中でオーナーなら覚えておきたいものがいくつかある。その代表的な数字を挙げておこう。
ナンバープレート
一番身近な数字ともいえるナンバープレート。最近、スーパーの駐車場などで、ナンバープレートの4桁の数字を打ち込んで利用料金を支払う精算機も増えてきている。
ショッピングモールなどで、ライトの消し忘れで呼び出し放送がかかるときも、ナンバーで呼ばれる!? とりあえず、愛車のバンバーぐらいは覚えておこう。
年式
そのクルマの誕生日、いつ生産されたモデルかを示す数字。車検証の初年度登録年月の欄がそれにあたる。同じ車種でもマイナーチェンジなどが行なわれるので、中古車で買ったとしても初年度登録年=年式は知っておきたい。
全高
カタログの諸元表や車検証に書かれている車体の高さのこと。アンダーパスを通過するときや立体駐車場などには高さ制限があるところがあるので、背の高いクルマほどきちんと把握しておきたい。ルーフキャリアをつけているクルマは、その高さも含めて記憶する。
全幅
車体の幅。タワーパーキングなどで車幅制限があるところもあるし、農道などで左右にポールが立っていて、大型車が通行できなくなっているところもあるので、全幅も数字で覚えておきたい項目。
また車両感覚に自信がないという人も、感覚に頼らず、数字で覚えることで車両感覚が掴みやすくなるので、知っておいて損はない。
車検証には情報がいっぱい!
型式
クラウンやスカイラインなど歴史の長いクルマは、何代目という覚え方よりも、R32、Z34、ZN6、ZC33Sといった型式で呼んだほうが通りがいい、通っぽい。
車検証の「型式」欄を見ればわかる(例「E-BNR32」などと書かれているが、大体「R32」のように略称で呼ばれる)
排気量・原動機の型式
エンジンの排気量は、自動車税にも絡んでくるので無関心でない方がいい。エンジンの型式もその排気量に関連した数字が使われていることが多いので、クルマ好きなら覚えておきたい(車検証の「原動機の型式」がそれ)。
タイヤサイズ
定期的な交換が必要になるタイヤに関しては、そのサイズを押さえておきたいところ。
「215/45-17」といった場合、「215」がタイヤの幅、「45」が扁平率、「17」がホイールの直径(インチ)。前後でサイズが違う場合もあるので、確認を忘れずに。
指定空気圧
月に一度は点検・調整が奨励されているタイヤの空気圧。自動車メーカーによるクルマごとの指定空気圧は、運転席側のドア付近に貼付された空気圧表示シールに記載されているので覚えておこう(前後で異なる車種もある)。
調整する場合、自然漏れによる空気圧低下を考慮して、車両指定空気圧に対し、0~+20kPaの範囲内で調整・管理するのがおすすめ。
タイヤの製造年週
ゴム製品のタイヤは、たとえ溝が残っていたとしても、装着してから3~4年で賞味期限を迎える。タイヤには1本1本サイドウォールにセリアル記号と呼ばれる記号が刻印されていて、このセリアル記号の下4桁が製造番号で、そのタイヤの製造年週を示している(例:XYZ1522→「15」が製造週=4月中旬、「22」が製造年=2022年)。
燃料タンク容量
燃費を気にする人ならば、燃料タンク容量も覚えておいていいかもしれない。カタログの諸元表に書いてあるので、燃料計の正確さ(?)と見比べてみるのもいいだろう。

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