「あいつには、絶対に死んでもらう」。元恋人を恨んだ男がストーカー行為に走ったこと、またそのせいで元恋人が自殺していたことを、『North Wales Live』などイギリスのメディアが伝えた。
■関係破綻で恨みを抱いた男
イギリスで暮らす男(25)は、何年も前にレベッカ・エリスさん(29)と恋に落ち交際をスタート。娘にも恵まれたが関係は悪化し、2019年には男がレベッカさんを殴るなどして接近禁止命令を下された。
男は段々とレベッカさんを恨むようになり、実母に対しては「あいつが首を吊って死ぬように仕向けてみせる」と話すこともあったという。関係が完全に破綻しても、男は執拗に接触を試み嫌がらせを繰り返した。
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■異常なストーカー行為
男はInstagramのアカウントを約60も開設し、レベッカさんに連絡するように。レベッカさんは男からメッセージが届くたびにブロックしていたが、ずいぶん苦労していたという。
また男はレベッカさんの友人に接近し、断られても引き下がらず伝言を頼むことも。周囲をも巻き込むストーカー行為が続き、レベッカさんは少しずつ精神的バランスを崩していった。
■自殺に追い込まれた女性
昨年7月のこと、将来を悲観したレベッカさんは自宅で自殺。子供の成長を見届けることなくこの世を去った。男は反省した様子を見せたというが、裁判所は男のストーカー行為が女性を追い込んだ可能性が高いと判断。懲役5年の実刑判決を男に言い渡した。
レベッカさんの子供はまだ小さいが、母親を恋しがっているという。遺族の悲しみは深く、「もしかしたら救うこともできたのではないか」という罪悪感に今も苦しんでいると明かした。
■恨んでいる元交際相手がいる?
元交際相手を恨んでいる人はどのくらいいるのか。Sirabee編集部が全国の10~60代の交際経験者1,391名を対象に調査した結果、全体の17.0%が「今も恨んでいる元交際相手がいる」と回答した。
愛していればいるほど、別れる悲しみは深い。いつまでも相手を思いストーカー行為や嫌がらせを繰り返す人もいるようだ。
「このままではヤバいことをしてしまいそうだ」と悩んでいる人は、取り返しのつかない行動に及ぶまえに精神科か心療内科に行き医師に相談していただきたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年9月18日~2020年9月23日
対象:全国10代~60代の交際経験者1,391名 (有効回答数)
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