「世界一マズそうな和菓子ができました……」と、ツイッターで自虐的につぶやいたのは、趣味でお菓子作りを行っているぽん次郎さん(@Ponjiro_clay)。

 投稿された写真には、ポケモンに登場する「ベトベター」をモチーフにした和菓子が写っています。ベトベターと言えば、ポケモントレーナーたちにはお馴染みの「ヘドロポケモン」ですが……和菓子になったら、なんだかおいしそうに見えません?

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 ぽん次郎さんは、過去にもポケモンをモチーフにした和菓子のファンアート作品を多数制作しています。種類はどら焼きやお饅頭など多岐にわたりますが、お菓子作りは全て独学というのだから驚きです。

 お菓子のモチーフになるポケモンは、大半は食べたいものを決めて、それが似合いそうなポケモンを選んでいるのだそう。

 今回のベトベターも、「暑い日が続き、涼し気な和菓子わらび餅が食べたくなり、ベトベターわらび餅に合いそうだなと思って作ってみました」と選んだ理由を教えてくれました。

 中に黒あんの詰まったベトベター本体は紫芋ベースの練り切りで作られており、象徴的な「ベトベト」部分は、緩めに作ったわらび餅を頭から流しかけることで再現。原作における「ちょっと汚い」イメージとは相反して、「めちゃめちゃおいしそう……」と思ったのは筆者だけではないはず。

 そんな事実を裏付けるように、投稿には10万件もの「いいね」が付くなど、大反響が寄せられています。「つやっつやのベットベトでおいしそう」「ベトベターってこんなにかわいかったっけ?」と、そのビジュアルに食欲をそそられた方も多数いる模様。

 作ったお菓子は自身で食べるだけでなく、お友達や職場の人とも楽しく食べているとのことで、今回のベトベターも「見た目に反して甘くて暑い日でも食べやすい、もちもちツルンとした食感でおいしかったです」と大満足の出来栄えとなったようです。

 ちなみにぽん次郎さんは、自身のYouTubeチャンネル「ぽん次郎”編集下手の成長記録”」にて、今回の作品のメイキング動画を公開しています。制作中の様子を見てみたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

<記事化協力>
ぽん次郎 食べ物アートさん(@Ponjiro_clay)

(山口弘剛)

世界一マズそうな和菓子? 見た目に反して中身は絶品ポケモン和スイーツ